砂時計 歌詞 暁月凛 ふりがな付

さらさら流ながれる時ときの中なか
絶たえ間まなく君きみを想おもう

忘わすれてしまうには 早はやすぎて
ひとりきり佇たたずむ 夢ゆめの跡あと

時ときが止とまればいい 想おもうほど
そばにいたかったのは 嘘うそじゃないよ

振ふり返かえりながらも 進すすむしかない
積つもる時間じかんの 重力じゅうりょくに
埋うもれない そのために

さらさら流ながれる時ときの中なか
ふたりは何なにを残のこせただろう
過去かこも今いまも未来みらいも 永遠とわに
絶たえ間まなく君きみを想おもう

ガラスの檻おりの中なか 閉とじこもり
消きえてゆく明日あしたを眺ながめてた

歩あるく感覚かんかくさえ 失うしなって
力尽ちからつき倒たおれてしまうその前まえに

終おわりははじまりと 気付きづいてるなら
落おちる最後さいごの一粒ひとつぶを 合図あいずに始はじめなきゃ

さらさら流ながれる時ときの中なか
わたしは何なにを残のこせるだろう
降ふり積つもった過去かこを未来みらいへ
逆さかさまに時ときをつなぐ

掴つかめば掴つかむほど 儚はかなく
もがけばもがくほど 切せつなく
孤独こどくという名なの 砂時計すなどけい
果はてしなく時ときを刻きざむ

さらさら流ながれる時ときの中なか
たとえ何なにも残のこせなくても
過去かこも今いまも未来みらいも 永遠えいえんに
消きえない想おもいを誓ちかう