歩あるき慣なれた道みちが続つづく もう何年なんねん経たつだろう
僕ぼくはこの世よに認みとめられて 今いまこうして歩あるいてる
物語ものがたりは交錯こうさくする 同おなじ舞台上ぶたいじょうで
また明あかりが街まちに灯ともる 生活せいかつの呼吸音こきゅうおん
心こころの奥おくに何なにかがチクリ ただの気きのせいじゃないな
空そらは曇くもっている 不安気ふあんげに何なにかを伝つたえるように 雨あめが降ふる
こんな寂さびしい夜よるにだって人間にんげんは生うまれる
冬ふゆの真夜中まよなか 長ながい悪夢あくむ メロディーは優やさしく
朝あさを望のぞまないこの街まちで人々ひとびとは働はたらく
そんなつまらないことが有あり触ふれた幸しあわせ 平凡へいぼんな幸しあわせ 平等びょうどうな幸しあわせ
ほったらかしのカレンダー 気きづけば枯かれているラベンダー
いつからか歯車はぐるまが劣化れっか そのくせ歩幅ほはばだけはでっかく
今いまからでもまだ間まに合あうかな?
着飾きかざった飾かざり取とっ払ぱらったら 真まっ裸ぱだか震ふるえる体からだ
そこから何なにが見みえるかな?
同おなじような生活せいかつリズム おはようからおやすみ
そんな風景ふうけいは早送はやおくり 何なんにも無ない日々ひびだと思おもってたよ
暮くらしの中なかに隠かくれてた 形かたち無ないものに気きづく
愛あいの輪郭りんかくを探さぐっては 涙なみだが溢あふれ出だす
こんな寂さびしい夜よるにだって人間にんげんは生うまれる
冬ふゆの真夜中まよなか 長ながい悪夢あくむ メロディーは優やさしく
朝あさを望のぞまないこの街まちで人々ひとびとは働はたらく
そんなつまらないことが有あり触ふれた幸しあわせ 平凡へいぼんな幸しあわせ
きっと変かわらないものが本当ほんとうの幸しあわせ
春はるが来きて
夏なつになってもそつなく過すごしてく
秋あきが過すぎて冬ふゆになって
春はるを待まち生いきてく
歩aruきki慣naれたreta道michiがga続tsuduくku もうmou何年nannen経taつだろうtsudarou
僕bokuはこのhakono世yoにni認mitoめられてmerarete 今imaこうしてkoushite歩aruいてるiteru
物語monogatariはha交錯kousakuするsuru 同onaじji舞台上butaijouでde
またmata明aかりがkariga街machiにni灯tomoるru 生活seikatsuのno呼吸音kokyuuon
心kokoroのno奥okuにni何naniかがkagaチクリchikuri ただのtadano気kiのせいじゃないなnoseijanaina
空soraはha曇kumoっているtteiru 不安気fuangeにni何naniかをkawo伝tsutaえるようにeruyouni 雨ameがga降fuるru
こんなkonna寂sabiしいshii夜yoruにだってnidatte人間ningenはha生uまれるmareru
冬fuyuのno真夜中mayonaka 長nagaいi悪夢akumu メロディmerodiーはha優yasaしくshiku
朝asaをwo望nozoまないこのmanaikono街machiでde人々hitobitoはha働hataraくku
そんなつまらないことがsonnatsumaranaikotoga有aりri触fuれたreta幸shiawaせse 平凡heibonなna幸shiawaせse 平等byoudouなna幸shiawaせse
ほったらかしのhottarakashinoカレンダkarendaー 気kiづけばdukeba枯kaれているreteiruラベンダrabendaー
いつからかitsukaraka歯車hagurumaがga劣化rekka そのくせsonokuse歩幅hohabaだけはでっかくdakehadekkaku
今imaからでもまだkarademomada間maにni合aうかなukana?
着飾kikazaったtta飾kazaりri取toっxtu払paraったらttara 真maっxtu裸padaka震furuえるeru体karada
そこからsokokara何naniがga見miえるかなerukana?
同onaじようなjiyouna生活seikatsuリズムrizumu おはようからおやすみohayoukaraoyasumi
そんなsonna風景fuukeiはha早送hayaokuりri 何nanにもnimo無naいi日々hibiだとdato思omoってたよttetayo
暮kuらしのrashino中nakaにni隠kakuれてたreteta 形katachi無naいものにimononi気kiづくduku
愛aiのno輪郭rinkakuをwo探saguってはtteha 涙namidaがga溢afuれre出daすsu
こんなkonna寂sabiしいshii夜yoruにだってnidatte人間ningenはha生uまれるmareru
冬fuyuのno真夜中mayonaka 長nagaいi悪夢akumu メロディmerodiーはha優yasaしくshiku
朝asaをwo望nozoまないこのmanaikono街machiでde人々hitobitoはha働hataraくku
そんなつまらないことがsonnatsumaranaikotoga有aりri触fuれたreta幸shiawaせse 平凡heibonなna幸shiawaせse
きっとkitto変kaわらないものがwaranaimonoga本当hontouのno幸shiawaせse
春haruがga来kiてte
夏natsuになってもそつなくninattemosotsunaku過suごしてくgoshiteku
秋akiがga過suぎてgite冬fuyuになってninatte
春haruをwo待maちchi生iきてくkiteku