春風はるかぜ吹ふけども まだ冷ひえる夜よるは
二人ふたりの手てを戸惑とまどわせた
手てと手て握にぎりしめ 歩あるいていた夜よるの
始はじまりと終おわりの歌うた
汗あせばむ右手みぎて 冷ひえた左手ひだりて
この手てに縋すがり この手てを諭さとす
まだ離はなれていかぬように
握にぎるけれど
春風はるかぜ吹ふけども まだ冷ひえる夜よるは
二人ふたりの手てを戸惑とまどわせた
握にぎる力ちからが釣つり合あわぬ夜よるは
予感よかんを確信かくしんに変かえた
春はるを待まちきれず訪おとずれた風かぜは
二人ふたりの間あいだすり抜ぬけた
この手て離はなれれば終おわっていく恋こいは
愛あいにはなりきれなかったの?
春風はるかぜ吹ふけども まだ冷ひえる夜よるは
二人ふたりの手てを戸惑とまどわせた
手てと手て握にぎりしめ 歩あるいていた夜よるの
始はじまりと終おわりの歌うた
こわばる右手みぎて 悟さとる左手ひだりて
あの手てを握にぎり
嘘うそは上手じょうずに
ポケットに忍しのぶリング
その手ての対つい
春風はるかぜ吹ふけども まだ冷ひえる夜よるは
二人ふたりの手てを戸惑とまどわせた
手てと手ての型かたが噛かみ合あわぬ夜よるは
今夜こんやでお仕舞しまいにするわ
春はるを待まちきれず訪おとずれた風かぜは
二人ふたりの間あいだすり抜ぬけた
この手て離はなれれば終おわっていく戯言こいは
愛あいにはなりきれなかったの
春風harukaze吹fuけどもkedomo まだmada冷hiえるeru夜yoruはha
二人futariのno手teをwo戸惑tomadoわせたwaseta
手teとto手te握nigiりしめrishime 歩aruいていたiteita夜yoruのno
始hajiまりとmarito終oわりのwarino歌uta
汗aseばむbamu右手migite 冷hiえたeta左手hidarite
このkono手teにni縋sugaりri このkono手teをwo諭satoすsu
まだmada離hanaれていかぬようにreteikanuyouni
握nigiるけれどrukeredo
春風harukaze吹fuけどもkedomo まだmada冷hiえるeru夜yoruはha
二人futariのno手teをwo戸惑tomadoわせたwaseta
握nigiるru力chikaraがga釣tsuりri合aわぬwanu夜yoruはha
予感yokanをwo確信kakushinにni変kaえたeta
春haruをwo待maちきれずchikirezu訪otozuれたreta風kazeはha
二人futariのno間aidaすりsuri抜nuけたketa
このkono手te離hanaれればrereba終oわっていくwatteiku恋koiはha
愛aiにはなりきれなかったのnihanarikirenakattano?
春風harukaze吹fuけどもkedomo まだmada冷hiえるeru夜yoruはha
二人futariのno手teをwo戸惑tomadoわせたwaseta
手teとto手te握nigiりしめrishime 歩aruいていたiteita夜yoruのno
始hajiまりとmarito終oわりのwarino歌uta
こわばるkowabaru右手migite 悟satoるru左手hidarite
あのano手teをwo握nigiりri
嘘usoはha上手jouzuにni
ポケットpokettoにni忍shinoぶbuリングringu
そのsono手teのno対tsui
春風harukaze吹fuけどもkedomo まだmada冷hiえるeru夜yoruはha
二人futariのno手teをwo戸惑tomadoわせたwaseta
手teとto手teのno型kataがga噛kaみmi合aわぬwanu夜yoruはha
今夜konyaでおdeo仕舞shimaいにするわinisuruwa
春haruをwo待maちきれずchikirezu訪otozuれたreta風kazeはha
二人futariのno間aidaすりsuri抜nuけたketa
このkono手te離hanaれればrereba終oわっていくwatteiku戯言koiはha
愛aiにはなりきれなかったのnihanarikirenakattano