とまどい 歌詞 中森明菜 ふりがな付

"これでよかったの?"って 眠ねむれず夜よるに思おもう
もし違ちがう生いき方かた 選えらんだらどうだったの?

ゆびさき延のばせば 温ぬくもり届とどきそうなのに
愛いとしさ裏腹うらはら この頃ごろは臆病おくびょうになる なぜなの?…

見みえない触ふれない 苛立いらだっている気持きもちも
打うち壊こわすチカラがほしくて
シアワセの意味いみさえもう惑まどわされないように…抱だきしめて

明日あすのことは誰だれも 判わからないこの街まち
ほらあそこに満月まんげつ 不安ふあんもなく微笑ほほえむ

愛あいした人ひとたち この空そらのどこかで今いまでも
密ひそかな想おもいをその胸むねに思おもい出だすのでしょう ときどき…

あの頃ころ夢ゆめみてた場所ばしょに立たってるの?
何なにかを手放てばなし手てにして
願ねがったり迷まよって歩あゆみを止とめないでずっと…歩あるきたい

ただ激はげしく一途いちずに 胸むね焦こがす情熱じょうねつ
今いまでは遠とおいときめき
もう振ふり向むかないでそう振ふり向むかずに私わたし…歩あるくと

それぞれのシアワセ それぞれのとまどい
毎日まいにちは瞬またたいてゆく
願ねがったり迷まよってもう一度いちどこの愛あいの中なか…生いきてゆく