Over 歌詞 E.scene ふりがな付

溢あふれたその声こえは
光ひかりに変かわり
今いま、辿たどるよ
寂さびしさの向むこう

合あわせた手てのひらに
想おもいをのせて
今いま、紡つむぐよ
窓辺まどべの詩うた

惑まどう季節きせつに起おこされて
白しろい朝あさに語かたりかけた
私わたしはここにいる
とめどなく咲さく瞳ひとみ

眠ねむらない心こころは
あなたのことばかりいつも想おもってる
ばらばらに重かさなる眩まばゆい日々ひびを
淡あわく脆もろく生いきて

めくれた空そらの下した
花ばなの薫かおりが
いつ消きえるか
怯おびえている

冷つめたい雨あめに包つつまれて
白しろい光ひかりと目めを逸そらした
私わたしはどこにいる
這はうように伸のびる影かげ

眠ねむれない夜よるほど
あなたのことばかり遠とおく感かんじてる
ばらばらに重かさねたわからない日々ひびを
私わたしのまま噛かみ締しめ
あなた、わたし

震ふるえた指ゆび抑おさえて
夢ゆめの跡あとをなぞる
めくるめく時ときの中なかで
一人一人ひとりひとり違ちがうまま

眠ねむらない心こころは
あなたのことばかりいつも想おもってる
ばらばらに生うまれた裸はだかの音おとで
未知みちに微笑ほほえみかける

眠ねむらない心こころは
あなたのことばかりいつも想おもってる
ばらばらに重かさねた眩まばゆい日々ひびよ
窓まどの外そとへ連つれてって