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よみ:つゆ
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寂さびしさと
虚むなしさの
間かんに
いつも
情なさけない私わたしが居いるの
声こえを出だす程ほどではない
苦くるしさと
少すこしの甘あまえに
袖そでを通とおしてしまうの
消けしたいわ もう全すべて
息いきしたいわ 忘わすれて
いつの日ひか
私わたしは報むくわれるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
いつの日ひか
私わたしは私わたしを愛あいせるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
手てを取とれそうな
愛いとしき今世こんせ
でも簡単かんたんにはいかないようね
貴方あなたにも
大切たいせつが在あるようにね
手てを取とれそうな
麗うるわしき人生じんせい
人ひとが人ひとらしくあれるかの試練しれん
私わたしにも
悲かなしさが在あるようにね
いつか
それら全すべてが置おいていかれる
もう一度いちどだけ
温ぬくもりをもう少すこしだけ。
いつか
それら全すべてが壊こわれて
もう何なにも もう何なにも
残のこらずとも
私わたしはここに居いるんだろう
優やさしさと
傲慢ごうまんさの
間かんに
いつも
情なさけない私わたしが居いるの
手てを挙あげる程ほどではない
苦くるしさで
この銀河ぎんがの
襟えりを直なおしてみるの
消けしたい過去かこを屠ほふって
生いきてみたいわ この素手すでで
いつの日ひか
私わたしは報むくわれるの?
いつの日ひか
せめて最初さいしょくらいは
いつの日ひか
私わたしは私わたしに気付きづけるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
貴方あなたに見みせたい天てんの果はて
幼おさなく見みた光ひかる包装ほうそう紙し
私わたしにも
喜よろこびがあるようにね
いつか
それら全すべてが置おいていかれる
もう一度いちどだけ
温ぬくもりをもう少すこしだけ。
いつか
それら全すべてが壊こわれて
もう何なにも もう何なにも
残のこらずとも
私わたしはここに居いていいのだろうか
もう何なにも
もう何なにも
残のこらずとも
消きえ去さろうとも
私わたしは
私わたしは
私わたしは
虚むなしさの
間かんに
いつも
情なさけない私わたしが居いるの
声こえを出だす程ほどではない
苦くるしさと
少すこしの甘あまえに
袖そでを通とおしてしまうの
消けしたいわ もう全すべて
息いきしたいわ 忘わすれて
いつの日ひか
私わたしは報むくわれるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
いつの日ひか
私わたしは私わたしを愛あいせるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
手てを取とれそうな
愛いとしき今世こんせ
でも簡単かんたんにはいかないようね
貴方あなたにも
大切たいせつが在あるようにね
手てを取とれそうな
麗うるわしき人生じんせい
人ひとが人ひとらしくあれるかの試練しれん
私わたしにも
悲かなしさが在あるようにね
いつか
それら全すべてが置おいていかれる
もう一度いちどだけ
温ぬくもりをもう少すこしだけ。
いつか
それら全すべてが壊こわれて
もう何なにも もう何なにも
残のこらずとも
私わたしはここに居いるんだろう
優やさしさと
傲慢ごうまんさの
間かんに
いつも
情なさけない私わたしが居いるの
手てを挙あげる程ほどではない
苦くるしさで
この銀河ぎんがの
襟えりを直なおしてみるの
消けしたい過去かこを屠ほふって
生いきてみたいわ この素手すでで
いつの日ひか
私わたしは報むくわれるの?
いつの日ひか
せめて最初さいしょくらいは
いつの日ひか
私わたしは私わたしに気付きづけるの?
いつの日ひか
せめて最期さいごくらいは
貴方あなたに見みせたい天てんの果はて
幼おさなく見みた光ひかる包装ほうそう紙し
私わたしにも
喜よろこびがあるようにね
いつか
それら全すべてが置おいていかれる
もう一度いちどだけ
温ぬくもりをもう少すこしだけ。
いつか
それら全すべてが壊こわれて
もう何なにも もう何なにも
残のこらずとも
私わたしはここに居いていいのだろうか
もう何なにも
もう何なにも
残のこらずとも
消きえ去さろうとも
私わたしは
私わたしは
私わたしは
