群衆ぐんしゅうの声こえをかき消けしたら
私わたしの声こえが聴きこえると思おもっていた
沈黙ちんもくの間あいだに腰こしかけると
言葉ことばにする意味いみもなくなって
小ちいさく心こころを呟つぶやいてみても
空むなしいこだまのように響ひびくだけ
時折訪ときおりたずねてくるのは
かっこーという名なの哀あわれな鳥とりだけ
私わたしの心こころの中なかだけを
籠かごのようにして飛とんでいる
自由じゆうという見みえない冠かんむりは
私わたしにあなたが被かぶせてくれたもの
どこへ向むかうのか迷まよってしまったら
はじまりを思おもい出だせばいい
夢見ゆめみることに疲つかれてしまったら
だれかの夢ゆめを一緒いっしょに見みればいい
自由じゆうという見みえない冠かんむりは
私わたしにあなたが被かぶせてくれたもの
私わたしは何者なにものでもなくなって
自由じゆうの冠かんむりをそっと抱だきしめた
群衆gunsyuuのno声koeをかきwokaki消keしたらshitara
私watashiのno声koeがga聴kiこえるとkoeruto思omoっていたtteita
沈黙chinmokuのno間aidaにni腰koshiかけるとkakeruto
言葉kotobaにするnisuru意味imiもなくなってmonakunatte
小chiiさくsaku心kokoroをwo呟tsubuyaいてみてもitemitemo
空munaしいこだまのようにshiikodamanoyouni響hibiくだけkudake
時折訪tokioritazuねてくるのはnetekurunoha
かっこkakkoーというtoiu名naのno哀awaれなrena鳥toriだけdake
私watashiのno心kokoroのno中nakaだけをdakewo
籠kagoのようにしてnoyounishite飛toんでいるndeiru
自由jiyuuというtoiu見miえないenai冠kanmuriはha
私watashiにあなたがnianataga被kabuせてくれたものsetekuretamono
どこへdokohe向muかうのかkaunoka迷mayoってしまったらtteshimattara
はじまりをhajimariwo思omoいi出daせばいいsebaii
夢見yumemiることにrukotoni疲tsukaれてしまったらreteshimattara
だれかのdarekano夢yumeをwo一緒issyoにni見miればいいrebaii
自由jiyuuというtoiu見miえないenai冠kanmuriはha
私watashiにあなたがnianataga被kabuせてくれたものsetekuretamono
私watashiはha何者nanimonoでもなくなってdemonakunatte
自由jiyuuのno冠kanmuriをそっとwosotto抱daきしめたkishimeta