ChRφNiClESeVeN 歌詞 Annabel ふりがな付

君きみの想おもいをそっと 追おいかけて掴つかんだ
描えがいた約束やくそくさえ滲にじんでしまうから

歪ゆがみだした日常にちじょう 蔓延はびこるパラサイト
戦慄せんりつ 支配欲しはいよく 僕ぼくらの存在そんざいを否定ひていする

ユビキタスの干渉かんしょう 啼なり止やまない解かいを
非可逆的ひかぎゃくてき 幾許いくばくの運命うんめいをさえずる

毀こわれかけた この躯からだに
「僕ぼくら また ネガイ オモイ 数かぞえて」

聖域せいいきさえも 深層しんそうさえも
侵蝕しんしょくされないような意思いしを
ずっと ずっと 抱いだいて

創造そうぞうさえも 後悔こうかいさえも
希釈きしゃくされた世界せかいに 今いま
軋きしんだ肢あしで 踏ふみ出だしたんだ

毀こわれた磁石じしゃくは何なにを指さし示しめした?
瓦礫がれきの迷路めいろを彷徨さまよい歩あるいてゆく

崩くずれた日常にちじょうに 蔓延はびこるパラダイム
枯かれ果はてた刻ときの運命うんめいを さえずる

戻もどらない 其その過去かこさえ
泣なき崩くずれていく空そら 見みつめていた

運命うんめいさえも 終末しゅうまつさえも
追おいつけないような幻想げんそう
ずっと ずっと 抱いだいて

溢あふれ出だした 感情かんじょうさえも
希釈きしゃくされた世界せかいに 今いま
軋きしんだ肢あしで 踏ふみ出だしたんだ

―哭なり止やまぬ ほしの痕こえ
繰くり返かえす あやまちを
ひとひらの 灯火とうしびも
哀かなしみも 消きえないで

世界せかいの解かいを、思おもい描えがいた未来みらいを、響ひびかせて。

幾千いくせんの願ねがい 幾億いくおくの想おもい
啼なり止やまないような幻想げんそう
ずっと ずっと 抱いだいて

いつかの誓ちかい 錆さび付ついた希望きぼう
枯かれてくれるな運命うんめい
軋きしんだ肢あしは 明日あすを

聖域せいいきさえも 深層しんそうさえも
侵蝕しんしょくされないような意思いしを
ずっと ずっと 抱いだいて

創造そうぞうさえも 後悔こうかいさえも
希釈きしゃくされた世界せかいに 今いま
軋きしんだ肢あしで 踏ふみ出だしたんだ

引ひき裂さかれた 大地だいちの痕こえ
啼なり響ひびいた 瓦礫がれきの戦慄せんりつに――