向かい風 歌詞 YOHKO ふりがな付

君きみの邪魔じゃまをしたいんだ
ひとりよがりでいいんだ
木きを隠かくすなら森もりだって言いうよ
ミスタイプから始はじめ
出会であい直なおすのもいいさ
時系列じけいれつを敵てきにまわそう

強つよさだけが武器ぶきじゃない
その意味いみを今いま、教おしえてくれたね

君きみに見みせたいんだ
この向むこう側がわにあるもの
風かぜが強つよい
君きみにもわかるはず
僕ぼくは飛とべないさ
分わけ合あえるなんて甘あまえだろ？
さあ、この手てを取とれ
貫つらぬくなら
さあ

気持きもちが大事だいじって言いうなら
結末けつまつなど望のぞまない
優やさしいゲシュタルト崩壊ほうかいよ
目的もくてきが手段しゅだんに変かわる
涙なみだはそのあとでいい
君きみは忘わすれてしまうかもな

理屈りくつめいた悲かなしみも
二進法にしんほうで舞まう僕ぼくのことさえも

花はなは枯かれないさ
つねった傷きずの深ふかさだけ
上書うわがきでも
睨にらまれておきたい
痛いたみにまぎれて
芽吹めぶいた種たねも預あずけよう
さあ、耳みみを澄すませ
ローレライの声こえ

答こたえなんて鎖くさり
今いまは忘わすれていいって言いってくれよ
咆哮ほうこうの痕あとを
隠かくす土つちも
足たりなくなってきたところだ

強つよがりなんかじゃないさ

君きみに見みせたいんだ
この向むこう側がわにあるもの
新あたらしい歌うた
聴きかせてほしいから
冷さめたスープ越こしの
自戒じかいの先さきに揺ゆらぐもの
形容詞けいようしにして
希望きぼうも添そえよう
さあ