風と空を越えて 歌詞 今井由香 ふりがな付

果はてなく続つづく荒野こうや
夕日ゆうひは燃もえ尽つきたように
大地だいちを染そめ
また崩くずれ落おちる

静しずかな闇やみの中なかで
想おもいは哀かなしみにも似にた
光ひかるとなり
希望きぼうを照てらす

ただ心こころのまま
ただ走はしった
ただ一ひとつだけの
君きみの命いのち
今いまは一人ひとりだけの
命いのちではない

別わかれをくりかえして
涙なみだをひそかに知しる
力ちからが目覚めざめる時とき
誰だれしも風かぜと空そらを見みる

束つかの間信ましんじていた
全すべてが穏おだやかな朝あさを
迎むかえながら
また微笑ほほえみあう

無限むげんを包つつむ空そらを
自由じゆうな風かぜはどこへ舞まう
旅人たびびとたち
導みちびかれる

★ただ前まえを見みつめ
ただ願ねがった
ただ一人ひとりだけの
真実しんじつまで
けれどたどり着つけば
一ひとつではない

☆戦たたかう傷跡きずあとより
突つき刺さす痛いたみよりも
誰だれかを守まもった時とき
初はじめて風かぜと空そらになる

★☆Ref