陽炎かげろうの向むこうに
何なにが待まっているの
すれ違ちがう人ひとに訊きいても
静しずかに微笑わらうだけ
熱あつい風かぜに 風かぜに背中せなか押おされて
絹きぬの道みちを 道みちを歩あるき続つづける
まるで生うまれる前まえに見みた夢ゆめに
みちびかれるみたいに
ひとりきりで異国いこくの果はて
旅たびをする私わたしは
陽炎かげろうの向むこうで
誰だれに出逢であうだろう
まぶた閉とじて 想おもっている
地図ちずにない未来みらいを
名なも知しらない花はなが
道端みちばたに咲さいてる
空そらに届とどけと願ねがうように
ひたむきな姿すがたで
荒あれた大地だいち 大地だいち踏ふみしめながら
遠とおい声こえを 声こえをいま聴きいている
いつか私わたしを抱だきしめてくれる
愛あいにめぐり逢あうまで
悲かなしみさえ越こえてゆこう
この想おもい信しんじて
名なも知しらない花はなを
そっと手てに摘つんだら
まっすぐにまた歩あるき出だす
地図ちずにない未来みらいを
何なにを捜さがしてるの
何処どこへたどりつくの
答こたえは胸むねのなかにある
見みつけだしてみせる
きっと輝かがやいてる
地図ちずにない未来みらいを
陽炎kagerouのno向muこうにkouni
何naniがga待maっているのtteiruno
すれsure違chigaうu人hitoにni訊kiいてもitemo
静shizuかにkani微笑waraうだけudake
熱atsuいi風kazeにni 風kazeにni背中senaka押oされてsarete
絹kinuのno道michiをwo 道michiをwo歩aruきki続tsuduけるkeru
まるでmarude生uまれるmareru前maeにni見miたta夢yumeにni
みちびかれるみたいにmichibikarerumitaini
ひとりきりでhitorikiride異国ikokuのno果haてte
旅tabiをするwosuru私watashiはha
陽炎kagerouのno向muこうでkoude
誰dareにni出逢deaうだろうudarou
まぶたmabuta閉toじてjite 想omoっているtteiru
地図chizuにないninai未来miraiをwo
名naもmo知shiらないranai花hanaがga
道端michibataにni咲saいてるiteru
空soraにni届todoけとketo願negaうようにuyouni
ひたむきなhitamukina姿sugataでde
荒aれたreta大地daichi 大地daichi踏fuみしめながらmishimenagara
遠tooいi声koeをwo 声koeをいまwoima聴kiいているiteiru
いつかitsuka私watashiをwo抱daきしめてくれるkishimetekureru
愛aiにめぐりnimeguri逢aうまでumade
悲kanaしみさえshimisae越koえてゆこうeteyukou
このkono想omoいi信shinじてjite
名naもmo知shiらないranai花hanaをwo
そっとsotto手teにni摘tsuんだらndara
まっすぐにまたmassugunimata歩aruきki出daすsu
地図chizuにないninai未来miraiをwo
何naniをwo捜sagaしてるのshiteruno
何処dokoへたどりつくのhetadoritsukuno
答kotaえはeha胸muneのなかにあるnonakaniaru
見miつけだしてみせるtsukedashitemiseru
きっとkitto輝kagayaいてるiteru
地図chizuにないninai未来miraiをwo