俺たちの草野球 歌詞 上地等 ふりがな付

暑あつい夏なつの日差ひざしの中なかで
いつもの奴やつらといつもの草野球くさやきゅう
立たち並ならぶモクマオウの木陰こかげには
優やさしい風かぜが吹ふいていた

真まっ黒くろになるまで走はしりまわり
日ひが暮くれるのもすっかり忘わすれて
毎度まいど母かあちゃんには叱しかられたけど
美味うまかったあのカレーライス
あの草くさむらにはいつの間まにか家いえが立たち並ならび
時ときの流ながれはそんなもんさと自分じぶんに言いい聞きかせて
忘わすれないであの俺おれたちの草野球くさやきゅうを
燦々さんさんと輝かがやいていたあの俺おれたちの草野球くさやきゅう

いつも泣ないてばかりいた彼奴あいつは
もう立派りっぱな4人にんの子持こもちの親父おやじで
俺おれの妹いもうとの事ことが好すきだった彼奴あいつは
何年なんねんも故郷こきょうには帰かえらない
今いまはもうモクマオウの木きは切きられて風かぜも吹ふかない
形かたちあるものは消きえていくさと自分じぶんに言いい聞きかせて
忘わすれないであの俺おれたちの草野球くさやきゅうを
燦々さんさんと輝かがやいていたあの俺おれたちの草野球くさやきゅう
忘わすれないであの俺おれたちの草野球くさやきゅうを
燦々さんさんと輝かがやいていたあの俺おれたちの草野球くさやきゅう
あの俺おれたちの草野球くさやきゅう