よみ:こいわすれくさ
恋忘れ草 歌詞
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睦月始(鳥海浩輔),弥生春(前野智昭)
- 2015.3.1 リリース
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『――一方いっぽうの心中しんちゅうは』
振ふり放さけ見みては
嫋たおやぐ背中せなに
杜鵑花とけんか散ちる
心こころを挵せせる様ような
黙しじまに泣なき沈しずんでいる
背そむき果はつ際ぎわの儚はかなさは
避さらぬ別わかれに似にた悲かなしび
往昔おうじゃくに視みた様ような恐おそれを
思おもい出ださない様ようにしていた筈はずなのに
打うち明あけた心こころの中なかに潜ひそんだ宿命さだめに
倖しあわせを浮うかべては恋路こいじに降ふり積つもる
胸痛むねいたし言葉ことば
『――一方いっぽうの心中しんちゅうは』
寂寞じゃくまくとした
この夜深よるふかし覚おぼえ浮うかぶ
短みじかし髪かみに仄紅ほのあかい頬ほほ か細ぼそき声こえ
仇あだを心こころに抱かかえ生いきるあなたを
傷きずつけることしか出来できなかった
零こぼるる愛あいを刃やいばに変かえてしまう
この手てをいっそ切きり落おとしてしまいたい
愛忘あいわすれ 恋こいだけ 我われか人ひとかと身辿みたどる
囁つつやく 慈悲心鳥じひしんちょうは
素知そしらぬ顔かおをして 雲海うんかいへと飛とぶ
『――二人ふたりは』
孰いずれこうなると
どこかでは分わかっていた
せめてもの愛情あいじょうを遺のこして
別わかれ道みちへと歩あるき始はじめる
『――別わかれ際ぎわに一方いっぽうが』
このまま生いきたとしても
倖しあわせになれないだなんて言いわないで
大丈夫だいじょうぶだから
『――餞はなむけとして』
一ひとつの人生じんせいともう一ひとつの人生じんせいが重かさなった
この季節きせつに
恋忘こいわすれ草ぐさを
振ふり放さけ見みては
嫋たおやぐ背中せなに
杜鵑花とけんか散ちる
心こころを挵せせる様ような
黙しじまに泣なき沈しずんでいる
背そむき果はつ際ぎわの儚はかなさは
避さらぬ別わかれに似にた悲かなしび
往昔おうじゃくに視みた様ような恐おそれを
思おもい出ださない様ようにしていた筈はずなのに
打うち明あけた心こころの中なかに潜ひそんだ宿命さだめに
倖しあわせを浮うかべては恋路こいじに降ふり積つもる
胸痛むねいたし言葉ことば
『――一方いっぽうの心中しんちゅうは』
寂寞じゃくまくとした
この夜深よるふかし覚おぼえ浮うかぶ
短みじかし髪かみに仄紅ほのあかい頬ほほ か細ぼそき声こえ
仇あだを心こころに抱かかえ生いきるあなたを
傷きずつけることしか出来できなかった
零こぼるる愛あいを刃やいばに変かえてしまう
この手てをいっそ切きり落おとしてしまいたい
愛忘あいわすれ 恋こいだけ 我われか人ひとかと身辿みたどる
囁つつやく 慈悲心鳥じひしんちょうは
素知そしらぬ顔かおをして 雲海うんかいへと飛とぶ
『――二人ふたりは』
孰いずれこうなると
どこかでは分わかっていた
せめてもの愛情あいじょうを遺のこして
別わかれ道みちへと歩あるき始はじめる
『――別わかれ際ぎわに一方いっぽうが』
このまま生いきたとしても
倖しあわせになれないだなんて言いわないで
大丈夫だいじょうぶだから
『――餞はなむけとして』
一ひとつの人生じんせいともう一ひとつの人生じんせいが重かさなった
この季節きせつに
恋忘こいわすれ草ぐさを