夏なつが終おわる 何事なにごともなかった様ように
窓まどを開あけて透すきとおった空そらを見みている
去さって行いった 一度いちどもふり返かえらないで
灼やけた肌はだに水着みずぎの跡あとだけ残のこして
涙なみだがセピア色いろに滲にじんだ
甘あまくて少すこし物憂ものうい九く月がつ
きっと青あおい海岸線かいがんせん
もう一度いちど逢あえる気きがして
そう思おもうと平気へいき
秋あきが来くれば何事なにごともなかった様ように
ワンピースをトレンチコートが包つつむ
だから今いまは曖昧あいまいな季節きせつの中なかで
独ひとりぽっち 旅たびしている気分きぶんでいたいの
涙なみだはセピア色いろのシロップ
甘あまくて少すこし苦にがい想おもい出で
ずっと遠とおい海岸線かいがんせん
もう二に度どと帰かえらない夏なつ
そう思おもうと寂さびしい
私わたしは泣ないた 九く月がつの中なかで
私わたしは泣ないた セピアの涙なみだ
夏natsuがga終owaるru 何事nanigotoもなかったmonakatta様youにni
窓madoをwo開aけてkete透suきとおったkitootta空soraをwo見miているteiru
去saってtte行iったtta 一度ichidoもふりmofuri返kaeらないでranaide
灼yaけたketa肌hadaにni水着mizugiのno跡atoだけdake残nokoしてshite
涙namidaがgaセピアsepia色iroにni滲nijiんだnda
甘amaくてkute少sukoしshi物憂monouいi九ku月gatsu
きっとkitto青aoいi海岸線kaigansen
もうmou一度ichido逢aえるeru気kiがしてgashite
そうsou思omoうとuto平気heiki
秋akiがga来kuればreba何事nanigotoもなかったmonakatta様youにni
ワンピwanpiースsuをwoトレンチコtorenchikoートtoがga包tsutsuむmu
だからdakara今imaはha曖昧aimaiなna季節kisetsuのno中nakaでde
独hitoりぽっちripotchi 旅tabiしているshiteiru気分kibunでいたいのdeitaino
涙namidaはhaセピアsepia色iroのnoシロップshiroppu
甘amaくてkute少sukoしshi苦nigaいi想omoいi出de
ずっとzutto遠tooいi海岸線kaigansen
もうmou二ni度doとto帰kaeらないranai夏natsu
そうsou思omoうとuto寂sabiしいshii
私watashiはha泣naいたita 九ku月gatsuのno中nakaでde
私watashiはha泣naいたita セピアsepiaのno涙namida