メニメ 歌詞 近藤晃央 ふりがな付

甘あまい 甘あまい 嘘うそ 撒まき散ちらして
ハエがたかったなら 手てではらって
臭におい 臭におい ニオイ撒まいといて
息いきを止とめるのは 自分じぶんなんだよ
「なんで あたしだけ」って
そこら中じゅうで 聞きこえてくんのさ
不幸ふこうまで 独占欲どくせんよくが 染しみ渡わたって
可哀想かわいそうでしょう?

弱よわい 弱よわい と言いい切きっちゃって
何なにも手てに付つけぬ 余裕よゆうは綽々しゃくしゃく
重おもい 重おもい と不満ふまん垂たらして
軽かるはずみで 拾ひろったのは誰だれ?
当あたり障さわりなく
微笑ほほえみかけときゃいいんでしょう
失望しつぼうなんて 知しらないの
そもそも 期待きたいしないから

いい子こぶってないで? ありのままを曝さらけ出だして
どなたが好すいてくれて? 嫌きらい 嫌きらい 嫌きらい

誰だれもわかってくれないって 悲劇ひげきを演えんじているけど
お前まえにわかってたまるかって 本当ほんとうは自みずから 閉とざしたよ
傷きずついた痛いたみを 傷きずつけることでしか
隠かくせやしないって ほらごらん
可哀想かわいそうでしょう?

暗くらい 暗くらい 何なにも見みえない
ここはどこ?なんて 取とり乱みだして
深ぶかい 深ふかい 闇やみ誘さそって
明あかりは探さがさず 眼めは慣ならせよ
本音ほんねは 喉のど 逆流ぎゃくりゅうしてんの
作つくった声こえで 助たすけて
手てを貸かす? はあ そうじゃない
助たすけては 「代かわってみろよ」

知しったかぶってないで 目障めざわりとそろそろ悟さとって
知しりたきゃお前まえも失なくして 欲ほしい 欲ほしい 欲ほしい

どうせ泣ないたって喚わめいたって とっくにそうして来きたけど
よく泣なきゃこぞって「またかよ」って 慰なぐさめ飽あきほら見放みはなせよ
誰だれのための情じょう? お前まえが酔よいしれるため
遣つかって疲つかれちゃって 結局けっきょくさ
誰だれもがそうでしょう?

居いない 居いない ばぁ 笑わらっちゃえば
居いる 居いる ぱぁ 居いなくなっちゃえ
もういいかい?まだだよ
隠かくれるどころか消きえちゃうんでしょう
ちょっと 可哀想かわいそうって
どの口くちで卑いやしめてんのさ
情なさけをかけていいのは
あたし だけ だけ

誰だれもわかってくれないって 悲劇ひげきを演えんじているけど
お前まえにわかってたまるかって 本当ほんとうは自みずから 閉とざしたよ
傷きずついた痛いたみを 傷きずつけることでしか
隠かくせやしないって ほらごらん 可哀想かわいそうでしょう?

どいつも身勝手みがって 自分勝手じぶんかって そうくるなら眼めには眼めを
じゃあさ付つき合あってあげるね 始はじめたのはあたしじゃないでしょう?
愛あいせぬ苦くるしみを 愛あいしてもらえぬ所為せいに
しなくちゃ すぐしなくちゃ
悪わるいのは あたし?
じゃないでしょう?