100のコドク達へ 歌詞 倖田來未 ふりがな付

君きみを知しりたい
君きみの痛いたみを知しりたい
その瞳ひとみの奥おくに灯ともしてる
君きみの痛いたみを知しりたい

君きみを知しりたい
君きみの悲かなしみを知しりたい
その身体からだの深ふかくに宿やどしてる
君きみの悲かなしみを知しりたい

なぜワタシは愛あいされないのですか?
なぜワタシは生うまれて来きたのですか?
なぜワタシはひとりなのですか?
なぜワタシは此処ここにいるのですか?
なぜワタシはワタシじゃなきゃいけないのですか?
誰だれか答こたえて下ください

100のコドク達たちが
今日きょうも空そらを見上みあげる
100のコドク達たちが
今日きょうも街まちを歩あるいてる
君きみもそのひとり 僕ぼくもそのひとり
分わかりあいたいのに
すれ違ちがってゆくね

なにも見みないで
知しらない人ひとの嘘うそを 見みないで
そんなものたちに傷きずつけられないで
だからなにも見みないで

なぜワタシは嫌きらわれるのですか?
なぜワタシに背中せなか向むけるのですか?
なぜワタシは笑わらえないのですか?
なぜワタシの椅子いすが無ないのですか?
なぜワタシもワタシを愛あいせないのですか?
誰だれか教おしえて下ください

100のコドク達たちが
今日きょうも空そらへ消きえてく
100のコドク達たちが
今日きょうも街まちに削けずられる
君きみもそのひとり 僕ぼくもそのひとり
立たち止どまって欲ほしいんだ
その手てをつかむから

僕ぼくは君きみのために
なにか出来できるのかな
僕ぼくは君きみのために
なにを失なくせるかな
僕ぼくは君きみのために 僕ぼくは君きみのために
ごめん、なんにもない
なんにもないけど

100のコドク達たちが
今日きょうも空そらへ消きえてく
100のコドク達たちが
今日きょうも街まちに削けずられる
君きみもそのひとり 僕ぼくもそのひとり
振ふり向むいて欲ほしいんだ

この手てを伸のばすから