花瓶 歌詞 のうじょうりえ ふりがな付

変へんな形かたちをしていたね
わたしは花はなを飾かざろうと
他ほかにはないものを探さがして
これしかないとのろけた

思おもえばあの時ときから
少すこしばかりの無理むりをして
いつからか
君きみはこの花瓶かびんを
見みてくれなくなってたな

君きみを失うしなった
それだけで
自信じしんをなくすわたしさ
君きみを失うしなった
それだけの
ビビで壊こわれるわたしさ

触ふれたら落おちて
掴つかもうとしたのに
待まってはくれない
間まに合あわなくて もう
おしまいみたい

元通もとどおりにしたくて
直なおそうとしてもくっつかない
飾かざっていた花はな達たちも
居場所いばしょをなくして気きまずそう

君きみを失うしなった
それだけで
高たかいとこから落おちる気分きぶんさ
君きみを失うしなった
それだけで
どうでもよくなるわたしさ

美うつくしさだけでは 何なにともならないと学まなんだ
好ずきなだけでは 何なにともならない事ことを学まなんだ
作つくるのは大変たいへんなのに壊こわれるのは簡単かんたんなのね
皮肉ひにくにもそれを教おしえてくれたのは君きみだった

君きみを失うしなった
それだけで
ダメになるようなわたしさ
君きみを失うしなった
それだけ
それだけなんかじゃないんだ

どうせ壊こわれてしまうのならば
投なげつけてやれば良よかった

もしかしたら
その方ほうが長持ながもちしたかもね

われものに注意ちゅういお気きを付つけ下ください

本当ほんとうはずっと大事だいじにしたかったよ