おもてなし子 歌詞 眉村ちあき ふりがな付

溶とけきった 氷こおりで濡ぬれてく机つくえ
拭ふきとらないし見向みむきもしないわ
一人ひとりなら 一人ひとりで
なんもなんにも大事だいじにしない

部屋着へやぎは 湯葉ゆばみたいなへにへによ
お正月しょうがつの飾かざりもまだついてる

私わたしへの私わたしの態度たいどが一番いちばん 悪わるくて てきとうよ

明日あしたも生いきてる 保証ほしょうはないから
おもてなしをしようと思おもうの

大事だいじな人ひとだから って言いってくれてる
あの子こに 失礼しつれいしちゃったわ
私わたしの扱あつかいは もっとリッチに しないと だめじゃない
愛あいしたい この身体からだ 全部ぜんぶ

首くびがまだ座すわってないみたいで
今日きょうも起おき上あがれないんですって
一人ひとりなら 一人ひとりでなんも
なんにも考かんがえやしない

お客様きゃくさまよりも まずは私わたしに
おもてなしをしようと思おもうの

大事だいじな人ひとだから お茶ちゃを入いれたげる
氷こおりとコースター 花はな添そえて
私わたしの扱あつかいは ずっとリッチに じゃないと だめじゃない
愛あいしたい この身体からだ 全部ぜんぶ