2 歌詞 三阪咲 ふりがな付

すっかり冷さめてしまってた マグカップを持もってため息いきをつく
いつの間まにか窓まどの外そと さよなら運はこんだ風かぜが吹ふく

出会であったばかりの夏なつの日ひ あなたはコーヒー 私わたしはレモネード
空そらの青あおと笑わらった顔かお 眩まぶしくてうつむいた

他愛たわいもない話はなしばかり 時間じかんは音おとも無なく過すぎて
変かわりたいと思おもった頃ころ
夕日ゆうひが沈しずむ あなたに恋こいをする そっと ああ

嫌きらいになるほど好すきになったのに お揃そろいのカップ もう並ならばない
忘わすれようとして 忘わすれられなくて 繰くり返かえしてたらちょっと涙なみだの味あじ
もう一度いちどなんてつぶやく そんな自分じぶんのことが大だい嫌きらいになりそう
ああ ああ ただあなたの香かおりがする

2度目どめの夏なつの暑あつい午後ごご あなたはアイス 私わたしはホット
ほんの少すこし近ちかづけた気きがして嬉うれしかった

同おなじじゃないところばかり 目めについて仕方しかたがないね
変かわれないと思おもった頃ころ
夕日ゆうひが沈しずむ あなたが遠とおくなる もっと ああ

ひぐらしが鳴なく声こえ 聞きこえてくる
離はなれ行いく背中せなか 思おもい出だす
切せつないのはきっと夏なつが終おわってく合図あいず
それだけでしょ ねえ

嫌きらいになるほど好すきになったけど お揃そろいのカップ もう捨すてよう
忘わすれようとして 忘わすれようとして 冷さめてくコーヒーは少すこし苦にがいけど
もう大丈夫だいじょうぶなんてつぶやく つよがりだっていいや もういいや
まだあの日ひの香かおりがする