特殊相対性理論をひねり出せ 歌詞 あべりょう ふりがな付

(常識的じょうしきてき)
2個この時計とけい合あってても 光速こうそくが変かわると 届とどく時計とけいの像ぞうの
到着とうちゃく時間じかんズレ 時間じかんズレてると思おもうから 時計とけい合あわせるには
物差ものさしとなる光速こうそくが 一定いっていで不変ふへんなことが不可欠ふかけつ

(数学的すうがくてき)
さらに 光速こうそくは透磁率とうじりつ誘電率ゆうでんりつで決きまると マクスウェル
数字すうじで光速こうそく(秒速びょうそく30万まんkm)決きまり
速度そくど上限じょうげんゆえ 合成ごうせい速はやさが頭打あたまうち

(実験的じっけんてき)
その後あと 光ひかりを北きたと東ひがしの二に方向ほうこうに 同時どうじに発射はっしゃ
等距離とうきょりの鏡かがみで反射はんしゃ 往復おうふく時間じかん計はかれど 同時どうじに戻もどり
速度そくど邪魔じゃまする 光ひかりの媒質ばいしつ見みつからず光速こうそくが不変ふへん

これじゃ 並走へいそうする電いなずま車くるまが止とまって見みえる 合成ごうせい速はやさ破綻はたん
光ひかりと並走へいそうすれども 止とまって見みえず 置おいてかれるじゃんと大騒おおさわぎ

(常識じょうしき 数学すうがく 実験じっけん)
3つの事実じじつに追おい込こまれ 光速こうそく不変ふへん 世界せかいが受うけ入いれる

電車でんしゃの車内しゃないで前まえに走はしれば 速度そくどに速度そくど乗のせ合成ごうせい速はやさ
それが古典こてん力学りきがくの ガリレイ変換へんかんというルールで
光速こうそくの車内しゃないで 光速こうそくで前まえに走はしれど 速度そくどが足たされず
光速こうそく(秒速びょうそく30万まんkm)電車でんしゃから 光速こうそく発射はっしゃし
足たせど速度そくど2倍ばい(秒速びょうそく60万まんkm)にならぬ
矛盾むじゅんをローレンツ変換へんかん 消きえた秒速びょうそく30万まんkmを
数学的すうがくてきには 電車でんしゃも移動いどう距離きょりも縮ちぢませ 辻褄つじつま合あわせど苦笑にがわらい

そこにアインシュタインが真顔まがおで 「距離きょりは縮ちぢみます」と宣言せんげん
絶対的ぜったいてき時空じくうは無なく 唯一ゆいいつの物差ものさしが光速こうそくだけに
足たし算ざん、ユークリッド幾何きか学がくに頼たよれず 距離きょりや時間じかんがぐにゃり
特殊とくしゅ相対性そうたいせい理論りろん

運動うんどう量りょう(P)=質量しつりょう(m)×速度そくど(v)で 消きえた速度そくど分ぶん(v2)の
運動うんどう量りょう保存ほぞんするため 帳尻ちょうじり合あわすローレンツ効果こうか(γがんまー)
光速こうそく電車でんしゃのmv1と 車内しゃない走はしるmv2を足たせず
消きえた速度そくど(v2)を 質量しつりょう(m)に背負せおわせる

光速こうそく電車でんしゃの目線めせんじゃ 距離きょり縮ちぢみ 観測者かんそくしゃの目線めせんからは
車内しゃないの時間じかんが遅おそれて 消きえちゃう速度そくど(v2)な運動うんどう量りょうを
ローレンツ因子いんしにγがんまーかけ 質量しつりょう(m)に背負せおわせて
光速こうそく不変ふへんと合成ごうせい速はやさの 運動うんどう量りょう(P)保存ほぞん

速度そくどなエネルギー(E)と 物体ぶったいな質量しつりょう(m)が 等価とうかとひらめき
E=(γがんまー)×m×c2で エネルギー(energy)で質量しつりょう(mass)な
「ENEMASS」という複合体ふくごうたいこそ 宇宙うちゅうの基本的きほんてき実在じつざいと
特殊とくしゅ相対性そうたいせい理論りろん to you‥‥