桜色さくらいろした 雨降あめふる夜よるは
想おもい出ださせる 涙顔なみだがお
この俺おれ信しんじて 過去かこさえ捨すてた
けなげな心こころに 答こたえてやれぬ
花影はなかげの 花影はなかげの 残のこり香がゆれる
声こえをかければ 他人たにんの空似そらに
胸むねのすき間まに 風かぜが刺さす
はじらうその目めに 寂さびしさかくし
だまって尽つくした 二年にねんの月日つきひ
いとしさが いとしさが 込こみあげてくる
咲さいて儚はかない 散ちりゆく花はなも
季節きせつめぐれば また合あえる
両手りょうてを広ひろげて 待まってはみても
抱だいてもやれない か細ぼそいおまえ
花影はなかげの 花影はなかげの 幸しあわせ祈いのる
桜色sakurairoしたshita 雨降amefuるru夜yoruはha
想omoいi出daさせるsaseru 涙顔namidagao
このkono俺ore信shinじてjite 過去kakoさえsae捨suてたteta
けなげなkenagena心kokoroにni 答kotaえてやれぬeteyarenu
花影hanakageのno 花影hanakageのno 残nokoりri香gaゆれるyureru
声koeをかければwokakereba 他人taninのno空似sorani
胸muneのすきnosuki間maにni 風kazeがga刺saすsu
はじらうそのhajirausono目meにni 寂sabiしさかくしshisakakushi
だまってdamatte尽tsukuしたshita 二年ninenのno月日tsukihi
いとしさがitoshisaga いとしさがitoshisaga 込koみあげてくるmiagetekuru
咲saいてite儚hakanaいi 散chiりゆくriyuku花hanaもmo
季節kisetsuめぐればmegureba またmata合aえるeru
両手ryouteをwo広hiroげてgete 待maってはみてもttehamitemo
抱daいてもやれないitemoyarenai かka細bosoいおまえiomae
花影hanakageのno 花影hanakageのno 幸shiawaせse祈inoるru