冬ふゆの寒さむさに 耐たえながら
俺おれの帰かえりを 待まっている
可愛かわいい奴やつだよ お前まえだけ
忘わすれはしない 今いまもなお
面影おもかげ揺ゆれる 深山みやまのつばき
生うまれ故郷こきょうの 丸木橋まるきばし
にぎる手てと手ての あたたかさ
今いまも心こころの 片隅かたすみに
逢あいたさつのる あかね雲ぐも
この胸むね泣なかす 深山みやまのつばき
人目ひとめ忍しのんで 身みをかくし
風かぜが運はこんだ 春はる便だより
俺おれを信しんじる いじらしさ
こもれび揺ゆれて 山間さんかんに
夏なつまで咲さいて 深山みやまのつばき
冬fuyuのno寒samuさにsani 耐taえながらenagara
俺oreのno帰kaeりをriwo 待maっているtteiru
可愛kawaiいi奴yatsuだよdayo おo前maeだけdake
忘wasuれはしないrehashinai 今imaもなおmonao
面影omokage揺yuれるreru 深山miyamaのつばきnotsubaki
生uまれmare故郷kokyouのno 丸木橋marukibashi
にぎるnigiru手teとto手teのno あたたかさatatakasa
今imaもmo心kokoroのno 片隅katasumiにni
逢aいたさつのるitasatsunoru あかねakane雲gumo
このkono胸mune泣naかすkasu 深山miyamaのつばきnotsubaki
人目hitome忍shinoんでnde 身miをかくしwokakushi
風kazeがga運hakoんだnda 春haru便dayoりri
俺oreをwo信shinじるjiru いじらしさijirashisa
こもれびkomorebi揺yuれてrete 山間sankanにni
夏natsuまでmade咲saいてite 深山miyamaのつばきnotsubaki