日暮ひぐれ間近まぢかな 山やまあいに
咲さいてせつない 戻もどり花はな
恋こいの苦水にがみず 知しりながら
急いそぐ女おんなは 愚おろかでしょうか
燃もえる一途いちずな この花はなを
あなた優やさしく 包つつんで欲ほしい
谷たにのせせらぎ 聞ききながら
夫婦めおときどりの 旅たびの宿やど
湯気ゆげに紅べにさす 白しろい肌はだ
一ひと夜よとまり木ぎ 幸しあわせ芝居しばい
罪つみがまことの 夢ゆめならば
賭かけて悔くいない 女おんなのいのち
山やまの小径こみちに ひっそりと
咲さいて淋さみしい 戻もどり花ばな
添そい寝ね枕まくらに 寄よせる頬ほお
窓まどの灯あかりが こぼれて落おちる
あなたしっかり 抱だきしめて
明日あすの幸しあわせ 叶かなえて欲ほしい
日暮higuれre間近majikaなna 山yamaあいにaini
咲saいてせつないitesetsunai 戻modoりri花hana
恋koiのno苦水nigamizu 知shiりながらrinagara
急isoぐgu女onnaはha 愚oroかでしょうかkadesyouka
燃moえるeru一途ichizuなna このkono花hanaをwo
あなたanata優yasaしくshiku 包tsutsuんでnde欲hoしいshii
谷taniのせせらぎnoseseragi 聞kiきながらkinagara
夫婦meotoきどりのkidorino 旅tabiのno宿yado
湯気yugeにni紅beniさすsasu 白shiroいi肌hada
一hito夜yoとまりtomari木gi 幸shiawaせse芝居shibai
罪tsumiがまことのgamakotono 夢yumeならばnaraba
賭kaけてkete悔kuいないinai 女onnaのいのちnoinochi
山yamaのno小径komichiにni ひっそりとhissorito
咲saいてite淋samiしいshii 戻modoりri花bana
添soいi寝ne枕makuraにni 寄yoせるseru頬hoo
窓madoのno灯akaりがriga こぼれてkoborete落oちるchiru
あなたしっかりanatashikkari 抱daきしめてkishimete
明日asuのno幸shiawaせse 叶kanaえてete欲hoしいshii