下駄げたがからころ 後あと追おうように
浴衣ゆかたの裾すそに 絡からみつく
夜空よぞらにひとつ またひとつ
肩かたを寄よせ合あう 橋はしの上うえ
瞬間ときを彩いろどる 遠とお花火はなび
燃もえて広ひろがる 菊きく一輪いちりんも
音おとと光ひかりの すれ違ちがい
川面かわもにひとつ またひとつ
添そえぬ二人ふたりに 似にた運命さだめ
消きえて儚はかない 遠とお花火はなび
縋すがりつきたい 思おもいの丈たけを
秘ひめて髪梳すく いで湯ゆ宿しゅく
鏡かがみにひとつ またひとつ
今宵こよいかぎりの 花はな化粧げしょう
咲さいて散ちりゆく 遠とお花火はなび
下駄getaがからころgakarakoro 後ato追oうようにuyouni
浴衣yukataのno裾susoにni 絡karaみつくmitsuku
夜空yozoraにひとつnihitotsu またひとつmatahitotsu
肩kataをwo寄yoせse合aうu 橋hashiのno上ue
瞬間tokiをwo彩irodoるru 遠too花火hanabi
燃moえてete広hiroがるgaru 菊kiku一輪ichirinもmo
音otoとto光hikariのno すれsure違chigaいi
川面kawamoにひとつnihitotsu またひとつmatahitotsu
添soえぬenu二人futariにni 似niたta運命sadame
消kiえてete儚hakanaいi 遠too花火hanabi
縋sugaりつきたいritsukitai 思omoいのino丈takeをwo
秘hiめてmete髪梳suくku いでide湯yu宿syuku
鏡kagamiにひとつnihitotsu またひとつmatahitotsu
今宵koyoiかぎりのkagirino 花hana化粧gesyou
咲saいてite散chiりゆくriyuku 遠too花火hanabi