誰だれの残のこり香が あなたの枕まくら
知しらぬふりして すがる胸むね
そんな人ひとでは なかったはずと
燃もえる身体からだの 裏側うらがわで
雨あめ 雨あめ 雨あめが降ふる
別わかれの音おとも しのび足あし
のぼりつめれば 男おとこのこころ
冷さめるものよと 聞きく噂うわさ
あなたお願ねがい 違ちがうと云いって…
指ゆびをからめば 窓まどの外そと
雨あめ 雨あめ 雨あめが泣なく
夢ゆめみた夢ゆめも とぎれがち
愛あいし方かたさえ いつもと違ちがう
怖こわいくらいに やさしくて
泣ないて叫さけんで 泣なきたい訳わけを
云いえばどうなる この恋こいに
雨あめ 雨あめ 雨あめが降ふる
悲かなしみ色いろに 染そまる夜よる
誰dareのno残nokoりri香ga あなたのanatano枕makura
知shiらぬふりしてranufurishite すがるsugaru胸mune
そんなsonna人hitoではdeha なかったはずとnakattahazuto
燃moえるeru身体karadaのno 裏側uragawaでde
雨ame 雨ame 雨ameがga降fuるru
別wakaれのreno音otoもmo しのびshinobi足ashi
のぼりつめればnoboritsumereba 男otokoのこころnokokoro
冷saめるものよとmerumonoyoto 聞kiくku噂uwasa
あなたおanatao願negaいi 違chigaうとuto云iってtte…
指yubiをからめばwokarameba 窓madoのno外soto
雨ame 雨ame 雨ameがga泣naくku
夢yumeみたmita夢yumeもmo とぎれがちtogiregachi
愛aiしshi方kataさえsae いつもとitsumoto違chigaうu
怖kowaいくらいにikuraini やさしくてyasashikute
泣naいてite叫sakeんでnde 泣naきたいkitai訳wakeをwo
云iえばどうなるebadounaru このkono恋koiにni
雨ame 雨ame 雨ameがga降fuるru
悲kanaしみshimi色iroにni 染soまるmaru夜yoru