Misty Blue 歌詞 稲垣潤一 ふりがな付

煙けむった滑走路かっそうろに滲にじんだ誘導灯ゆうどうとう
グレイの翼つばさの影かげ 濃霧のうむの点描画てんびょうがさ
君きみを乗のせて行いくはずだった
欠航とべない最終便さいしゅうフライト
淡あわい戸惑とまどいの表情ひょうじょうに 昔むかしの君きみを見みてた
あの時とき僕ぼくのことを選えらべず悔くやんでいると
眼めを伏ふせつぶやくひと 死しぬまで他人たにんなの?と…
ずっと哀かなしい友ともだちより これきりもう二度にどと
二人ふたり逢あえなくてもいいから 抱だいて…と君きみが泣ないた
心こころの霧きりの向むこうに動うごけない翼つばさがある
二人ふたりの青春せいしゅんっていう影かげだけの残像ざんぞうさ
つかむたびに壊こわれてゆくね
君きみをこれ以上いじょうやるせない女おんなにできないよ
ずっと大切たいせつにしたいから
その手てを放はなしてくれ…