秘密 歌詞 見田村千晴 ふりがな付

君きみが手てを引ひいて今日きょうも連つれ出だしてくれる
世界せかいを変かえるのは自分じぶん、なんかじゃない
いつだって君きみと会あう週末しゅうまつ 背伸せのびした週末しゅうまつ

臆病おくびょうなのも 自信じしんが無ないことも
知しられたくないだなんて 愛あいじゃないのかな

だから
一緒いっしょに暮くらそう、なんて言いわないでよ
平凡へいぼんな私わたしに きっとすぐに飽あきてしまうよ
嬉うれしいのに怖こわくて 泣ないてまた困こまらせた
すぐそばを春はるがすり抜ぬけた

繰くり返かえすことを何なにより恐おそれてきたの
服ふくも髪型かみがたも変かえた 会あう度たびに
いつだって変かわり続つづけなきゃ 進すすみ続つづけなきゃ

本当ほんとうはすぐに 何なにもかも許ゆるして
誰だれよりも君きみの近ちかくで 息いきをしていたいよ

だけど
一緒いっしょに暮くらそう、なんて言いわないでよ
平凡へいぼんな私わたしに きっとすぐに飽あきてしまうよ
どうして何なにも聞きかずに ただ抱だきしめてくれたの?
ぬくもりを夜よるが追おいかけた

無理むりをしてるわけじゃない
ましてや嘘うそをつきたいわけじゃない
踏ふみ切きりが開ひらいて 閉しまって 開ひらいて
まだ渡わたれない こんな私わたし
変かわりたいよ 君きみが好すきだよ

それでも
一緒いっしょに暮くらそう、って君きみは言いってくれた
平凡へいぼんな言葉ことばで こんなにも特別とくべつになれたよ
嬉うれしいのに怖こわくて 泣ないたのもバレてたね
すぐそばを春はるがすり抜ぬけた