いとも簡単かんたんに
こうも涼すずしく
語かたりかける毎日まいにち
寄より添そって眠ねむる
夢ゆめをひとつ見みる
明あけ方がたを知しる
瞬まばたき一ひとつ交かわしたら
すべて忘わすれた
手元てもとに雫しずく落おとす
洗あらわれた光ひかりに
歪ゆがんだ二人ふたり
並ならんで揺ゆれていた
打うち消けされていく波なみと
微笑ほほえみと寄よせて
僕等ぼくらさらって
行いけばいいと思おもった
途切とぎれた言葉ことばから
焦こげ付ついた匂においがした
指ゆびをすり抜ぬけてく
砂すなに混まざってきえた
空そらを見上みあげて
何気なにげなく不安ふあんで
ため息いき一ひとつ交かわしたら
全すべて失うしなった
君きみはただ黙だまって
僕ぼくは喋しゃべりすぎた
ぶつかる肩かたが少すこし
面倒めんどうになっていた
此処ここじゃない場所ばしょを見みたくて
風かぜに吹ふかれていたくって
少すこし手てを離はなしていたら
君きみを見失みうしなった
いともitomo簡単kantanにni
こうもkoumo涼suzuしくshiku
語kataりかけるrikakeru毎日mainichi
寄yoりri添soってtte眠nemuるru
夢yumeをひとつwohitotsu見miるru
明aけke方gataをwo知shiるru
瞬mabataきki一hitoつtsu交kaわしたらwashitara
すべてsubete忘wasuれたreta
手元temotoにni雫shizuku落oとすtosu
洗araわれたwareta光hikariにni
歪yugaんだnda二人futari
並naraんでnde揺yuれていたreteita
打uちchi消keされていくsareteiku波namiとto
微笑hohoeみとmito寄yoせてsete
僕等bokuraさらってsaratte
行iけばいいとkebaiito思omoったtta
途切togiれたreta言葉kotobaからkara
焦koげge付tsuいたita匂nioいがしたigashita
指yubiをすりwosuri抜nuけてくketeku
砂sunaにni混maざってきえたzattekieta
空soraをwo見上miaげてgete
何気nanigeなくnaku不安fuanでde
ためtame息iki一hitoつtsu交kaわしたらwashitara
全subeてte失ushinaったtta
君kimiはただhatada黙damaってtte
僕bokuはha喋syabeりすぎたrisugita
ぶつかるbutsukaru肩kataがga少sukoしshi
面倒mendouになっていたninatteita
此処kokoじゃないjanai場所basyoをwo見miたくてtakute
風kazeにni吹fuかれていたくってkareteitakutte
少sukoしshi手teをwo離hanaしていたらshiteitara
君kimiをwo見失miushinaったtta