よみ:だれがかなしみのばんどねおん
誰が悲しみのバンドネオン 歌詞
-
あがた森魚
- 2015.3.1 リリース
- 作詞
- マリアーノ・モーレス
- 作曲
- エンリケ・サントス・ディセボロ
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パリ……大だい博覧会はくらんかい 大だい観覧車かんらんしゃ廻まわった
その束つかの間まのこと
それは二十世紀にじゅっせいきの時計とけいの廻まわりはじめた夜よるの出来事できごと
イルミネーションがいろどりはじめ
リンドバークがルージュをひいた
ツェッペリンも空そらに葉巻はまきをくゆらせ
ニジンスキーがひばりの様ように躍おどった
なぜあなたと別わかれ別わかれに
生いきることになってしまったのだろう
おりしも世界せかいは不幸ふこうな戦争せんそうに
みなやつれ果はてていたけど
僕ぼくらの楽団がくだんは世界中せかいじゅうめぐり
それはそれでしあわせだった
世界せかいの街まちではねずみ色いろの不幸ふこうをまとい
僕ぼくらは彼かれらと元気げんきを出だそうと
かなでたつもりだった
誰だれしもが同おなじ星ほしの下した
ひもじく歩あるく子供こどもだったから
同おなじテーブルに座すわれること
同おなじものを食たべる夢ゆめ
そんな夢ゆめさえ バンドネオンをかなでたところで
ひもじさすら救すくえず
あなたともうやっていけないと
楽譜がくふをたくさん書かき バンドネオンを連つれ
乞こわれるままに列車れっしゃに乗のり
街まちから街まちへとかなで歩あるいた日々ひび
キャンドルのあかりだけで
二人ふたり過すごしたクリスマスイヴのこと
またたく星ほしにあなたの名なを呼よんだ夜よる
どれもこれもがかえらぬ日々ひびの淡あわい夢ゆめ
誰だれしもがいたみ またよろこび生いきた日々ひび
なぜあなたと別わかれ別わかれに
生いきることになってしまったのだろう
街々まちまちには平和へいわがよみがえり
誰だれともうまくやれる時ときが来きたのに
僕ぼくらの楽団がくだんは世界中せかいじゅうめぐり
それはそれでしあわせだった
それなのに僕ぼくらは
二人ふたりだけの悲かなしみをもち始はじめ
僕ぼくらは互たがいに元気げんきを出だそうと
かなでたつもりだった
誰だれしもが同おなじ星ほしの下した
ひもじく歩あるく子供こどもだったから
同おなじ屋根やねの下したに暮くらすこと
同おなじ夢ゆめをもちあうこと
そんな夢ゆめさえ バンドネオンをかなでたところで
夢ゆめすら失うしないかけ
あなたを忘わすれてしまおうと
楽譜がくふをたくさん書かき バンドネオンを連つれ
乞こわれるままに列車れっしゃに乗のり
街まちから街まちへかなで歩あるいた日々ひび
明あかりをつける気力きりょくもなく
ひとりたたずんだクリスマスイヴのこと
またたく星ほしにあなたと歩あるいた夜よる
どれもこれもがいつか知しる淡あわい夢ゆめの日々ひび
誰だれしもがいたみ またよろこび生いきた日々ひび
その束つかの間まのこと
それは二十世紀にじゅっせいきの時計とけいの廻まわりはじめた夜よるの出来事できごと
イルミネーションがいろどりはじめ
リンドバークがルージュをひいた
ツェッペリンも空そらに葉巻はまきをくゆらせ
ニジンスキーがひばりの様ように躍おどった
なぜあなたと別わかれ別わかれに
生いきることになってしまったのだろう
おりしも世界せかいは不幸ふこうな戦争せんそうに
みなやつれ果はてていたけど
僕ぼくらの楽団がくだんは世界中せかいじゅうめぐり
それはそれでしあわせだった
世界せかいの街まちではねずみ色いろの不幸ふこうをまとい
僕ぼくらは彼かれらと元気げんきを出だそうと
かなでたつもりだった
誰だれしもが同おなじ星ほしの下した
ひもじく歩あるく子供こどもだったから
同おなじテーブルに座すわれること
同おなじものを食たべる夢ゆめ
そんな夢ゆめさえ バンドネオンをかなでたところで
ひもじさすら救すくえず
あなたともうやっていけないと
楽譜がくふをたくさん書かき バンドネオンを連つれ
乞こわれるままに列車れっしゃに乗のり
街まちから街まちへとかなで歩あるいた日々ひび
キャンドルのあかりだけで
二人ふたり過すごしたクリスマスイヴのこと
またたく星ほしにあなたの名なを呼よんだ夜よる
どれもこれもがかえらぬ日々ひびの淡あわい夢ゆめ
誰だれしもがいたみ またよろこび生いきた日々ひび
なぜあなたと別わかれ別わかれに
生いきることになってしまったのだろう
街々まちまちには平和へいわがよみがえり
誰だれともうまくやれる時ときが来きたのに
僕ぼくらの楽団がくだんは世界中せかいじゅうめぐり
それはそれでしあわせだった
それなのに僕ぼくらは
二人ふたりだけの悲かなしみをもち始はじめ
僕ぼくらは互たがいに元気げんきを出だそうと
かなでたつもりだった
誰だれしもが同おなじ星ほしの下した
ひもじく歩あるく子供こどもだったから
同おなじ屋根やねの下したに暮くらすこと
同おなじ夢ゆめをもちあうこと
そんな夢ゆめさえ バンドネオンをかなでたところで
夢ゆめすら失うしないかけ
あなたを忘わすれてしまおうと
楽譜がくふをたくさん書かき バンドネオンを連つれ
乞こわれるままに列車れっしゃに乗のり
街まちから街まちへかなで歩あるいた日々ひび
明あかりをつける気力きりょくもなく
ひとりたたずんだクリスマスイヴのこと
またたく星ほしにあなたと歩あるいた夜よる
どれもこれもがいつか知しる淡あわい夢ゆめの日々ひび
誰だれしもがいたみ またよろこび生いきた日々ひび