まぼろし 歌詞 SPLAY ふりがな付

秋晴あきばれの空そらの下した 取とり残のこされて
きみを見送みおくった後あと ひとりぼっち
約束やくそくの動物園どうぶつえんを想おもい浮うかべてた
遠とおい異国いこくの景色けしきみたいに映うつる

それはもう夢ゆめのような世界せかいだったんだ

いつも幻まぼろしみたいな きみを見みてた
儚はかなき者ものだけが放はなてる美うつくしさを
心乱こころみだれした瞬間しゅんかんに消きえてしまう
愛あいしてるなんて言いえないけど

あと少すこしそばに居いてくれないか?

歩道橋ほどうきょう見下みおろす街まちは 偽物にせものみたいな
ドラマの中なかの架空かくうの都市としに似にてる
誰だれも見みつけられない物ものを 見みつけ出だすその目めに
ぼくはどんな風ふうに映うつってるんだろう

今いま誰だれの事ことを考かんがえてるんだろう

いつか終おわりが来くるから きみを見みてた
どんなに求もとめても擦すり抜ぬける影かげのように
揺ゆれるリュックのリズムが切せつなすぎて
抱だき締しめるなんてできないけど
あと少すこしぼくのものでいてほしい

いつも幻まぼろしみたいな きみを見みてた
触ふれてしまえばおしまいだね わかってる
いつか終おわりが来くるから きみを見みてた
これが最後さいごの恋こいになるから
あと少すこしそばに居いてくれないか?

もう一度いちどくちづけしてくれないかな?