よみ:ふるいきょうかい
古い教会 歌詞
-
中島卓偉,Fried Pride
- 2015.3.1 リリース
- 作詞
- 中島卓偉
- 作曲
- 中島卓偉
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古ふるい教会きょうかいで賛美歌さんびかを聴きくのが好すきだった
古ふるい教会きょうかいの錆さびた扉とびらはきちんと閉しまらなくて
冬ふゆの隙間風すきまかぜが入はいってきてコートが脱ぬげなかった
聴きき入いってる間あいだはそんなことも忘わすれてしまうのだけど
古ふるい教会きょうかいで小ちいさな結婚式けっこんしきがあった
笑わらう顔かおが寂さびしげな花嫁はなよめは 春色はるいろのブーケを妹いもうとに投なげた
このパイプオルガンは誰だれが弾ひいているんだろう?
聴きき入いってる間あいだだけは孤独こどくが和やわらいで行いくのだけど
何なにの為ために生うまれてきて 何なにの為ために生いきてるんだろう
レンガの向むこう 沈しずんでゆく夕日ゆうひに問といかけて
古ふるい教会きょうかいのステンドガラスはひどく埃ほこりをかぶり
真夏まなつの日射ひざしも届とどかないから 誰だれもが涼すずみに訪おとずれてた
さっきからこっちばかり見みてる男おとこの子こと目めが合あった
ポケットからガムをそっと差さし出だすと
「ミントのガムは苦手にがてさ」と言いって 席せきを立たってしまったけれど
何なにを信しんじ 誰だれを愛あいし 何処どこへ向むかえばいいんだろう
レンガの向むこう 逃にげてゆく夕日ゆうひに笑わらわれて
時ときが過すぎて 古ふるい教会きょうかいが壊こわされる日ひが来きた
ブルドーザーは枯かれ葉はと一緒いっしょに年老としおいたレンガをたいらげた
今日きょうこの町まちに17時じの鐘かねが初はじめて鳴ならなかった
教会きょうかいが壊こわされてくのを見みて町中まちなかの人ひとは泣ないた
いつの日ひかこの場所ばしょに教会きょうかいがあったことすら
誰だれもがみんな忘わすれてしまうのだけど…
古ふるい教会きょうかいの錆さびた扉とびらはきちんと閉しまらなくて
冬ふゆの隙間風すきまかぜが入はいってきてコートが脱ぬげなかった
聴きき入いってる間あいだはそんなことも忘わすれてしまうのだけど
古ふるい教会きょうかいで小ちいさな結婚式けっこんしきがあった
笑わらう顔かおが寂さびしげな花嫁はなよめは 春色はるいろのブーケを妹いもうとに投なげた
このパイプオルガンは誰だれが弾ひいているんだろう?
聴きき入いってる間あいだだけは孤独こどくが和やわらいで行いくのだけど
何なにの為ために生うまれてきて 何なにの為ために生いきてるんだろう
レンガの向むこう 沈しずんでゆく夕日ゆうひに問といかけて
古ふるい教会きょうかいのステンドガラスはひどく埃ほこりをかぶり
真夏まなつの日射ひざしも届とどかないから 誰だれもが涼すずみに訪おとずれてた
さっきからこっちばかり見みてる男おとこの子こと目めが合あった
ポケットからガムをそっと差さし出だすと
「ミントのガムは苦手にがてさ」と言いって 席せきを立たってしまったけれど
何なにを信しんじ 誰だれを愛あいし 何処どこへ向むかえばいいんだろう
レンガの向むこう 逃にげてゆく夕日ゆうひに笑わらわれて
時ときが過すぎて 古ふるい教会きょうかいが壊こわされる日ひが来きた
ブルドーザーは枯かれ葉はと一緒いっしょに年老としおいたレンガをたいらげた
今日きょうこの町まちに17時じの鐘かねが初はじめて鳴ならなかった
教会きょうかいが壊こわされてくのを見みて町中まちなかの人ひとは泣ないた
いつの日ひかこの場所ばしょに教会きょうかいがあったことすら
誰だれもがみんな忘わすれてしまうのだけど…