ボサボサの頭あたまで君きみに会あいにいく
果はたされた関係かんけいを終おわらせるため
「わかった」と明あかるく一言ひとこと
君きみは忙いそがしそうに電話でんわを切きった
外そとに出でると冬ふゆに向むかう風かぜの冷つめたく乾かわいた匂においがして
ポケットに手てをくるめながら君きみが少すこしだけ
君きみが少すこしだけ強つよくしてくれたことを思おもい出だす
僕ぼくは君きみの君きみは僕ぼくの中なかにあるくすんだ鏡かがみに映うつって始はじまっただけなのに
ああ胸むねが痛いたむのは君きみのせいか風ふうのせいかわからない
もう戻もどれない
人ひとごみにまぎれていつもより足あしを伸のばして駅えきの改札かいさつ近ちかく
置おき場ばのないこの心こころを突つき刺さすように
突つき刺さすように都会とかいは今日きょうも笑わらう
改修かいしゅう工事こうじまっただ中なかの頭あたまん中なかは君きみの顔かおで埋うめつくされたまま
ああ胸むねが痛いたむのは君きみのせいか街まちのせいかわからない
ああ胸むねが痛いたむのは君きみのせいか風ふうのせいかわからない
もう戻もどれない
ボサボサbosabosaのno頭atamaでde君kimiにni会aいにいくiniiku
果haたされたtasareta関係kankeiをwo終oわらせるためwaraserutame
「わかったwakatta」とto明akaるくruku一言hitokoto
君kimiはha忙isogaしそうにshisouni電話denwaをwo切kiったtta
外sotoにni出deるとruto冬fuyuにni向muかうkau風kazeのno冷tsumeたくtaku乾kawaいたita匂nioいがしてigashite
ポケットpokettoにni手teをくるめながらwokurumenagara君kimiがga少sukoしだけshidake
君kimiがga少sukoしだけshidake強tsuyoくしてくれたことをkushitekuretakotowo思omoいi出daすsu
僕bokuはha君kimiのno君kimiはha僕bokuのno中nakaにあるくすんだniarukusunda鏡kagamiにni映utsuってtte始hajiまっただけなのにmattadakenanoni
ああaa胸muneがga痛itaむのはmunoha君kimiのせいかnoseika風fuuのせいかわからないnoseikawakaranai
もうmou戻modoれないrenai
人hitoごみにまぎれていつもよりgominimagireteitsumoyori足ashiをwo伸noばしてbashite駅ekiのno改札kaisatsu近chikaくku
置oきki場baのないこのnonaikono心kokoroをwo突tsuきki刺saすようにsuyouni
突tsuきki刺saすようにsuyouni都会tokaiはha今日kyouもmo笑waraうu
改修kaisyuu工事koujiまっただmattada中nakaのno頭atamaんn中nakaはha君kimiのno顔kaoでde埋uめつくされたままmetsukusaretamama
ああaa胸muneがga痛itaむのはmunoha君kimiのせいかnoseika街machiのせいかわからないnoseikawakaranai
ああaa胸muneがga痛itaむのはmunoha君kimiのせいかnoseika風fuuのせいかわからないnoseikawakaranai
もうmou戻modoれないrenai