男おとこのあなたが 涙なみだをみせて
女おんなの私わたしが 涙なみだをのんだ
別わかれの言葉ことばが 嵐あらしのように
身体からだの中なかまで かけめぐります
すがりつきたい あなたの背中せなか
夜よるの巷ちまたに 消きえて行いく
泣ないてもいいから あなたの側そばで
日蔭ひかげの花はなでも よかった私わたし
想おもい出でたどれば しあわせ芝居しばい
一ひとつの傘かさに 寄より添そいながら
はかない夢ゆめに 酔よいしれていた
女おんなみれんの しのび雨あめ
涙なみだににじんだ 灯あかりも消きえて
冷つめたい時雨しぐれが 心こころにしみる
逢あってはいけない この恋こいならば
どうしてあの夜よる 私わたしを抱だいた
うらむことさえ 出来できない私わたし
濡ぬれて哀かなしい 別わかれ雨あめ
男otokoのあなたがnoanataga 涙namidaをみせてwomisete
女onnaのno私watashiがga 涙namidaをのんだwononda
別wakaれのreno言葉kotobaがga 嵐arashiのようにnoyouni
身体karadaのno中nakaまでmade かけめぐりますkakemegurimasu
すがりつきたいsugaritsukitai あなたのanatano背中senaka
夜yoruのno巷chimataにni 消kiえてete行iくku
泣naいてもいいからitemoiikara あなたのanatano側sobaでde
日蔭hikageのno花hanaでもdemo よかったyokatta私watashi
想omoいi出deたどればtadoreba しあわせshiawase芝居shibai
一hitoつのtsuno傘kasaにni 寄yoりri添soいながらinagara
はかないhakanai夢yumeにni 酔yoいしれていたishireteita
女onnaみれんのmirenno しのびshinobi雨ame
涙namidaににじんだninijinda 灯akaりもrimo消kiえてete
冷tsumeたいtai時雨shigureがga 心kokoroにしみるnishimiru
逢aってはいけないttehaikenai このkono恋koiならばnaraba
どうしてあのdoushiteano夜yoru 私watashiをwo抱daいたita
うらむことさえuramukotosae 出来dekiないnai私watashi
濡nuれてrete哀kanaしいshii 別wakaれre雨ame