楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
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香西かおり
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あの窓も この窓も 灯がともり 暖かな しあわせが
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香西かおり
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流す涙は乾いても 淋しい心はかくせない 星も見えないこの街で あなたしかない私
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香西かおり
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おんなは翳ある 横顔みせて 西から流れて きたという 問わず語りの
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香西かおり
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あなたが愛したのは わたしじゃなくて 淋しい自分を 慰めていただけ 心も身体も
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香西かおり
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おちょこにお酒 つぐたびに 涙が落ちる 音がする 田舎造りの
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香西かおり
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日本海から吹く風が 能登の湾にも 春運ぶ いつかあなたと旅をした 遠い昔の
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香西かおり
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波は寄せても 返しはしない そんな悲しい 海がある ここは三陸
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香西かおり
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背負う宿命の ひと枝を 折れば世間の 棘が刺す 許されぬ
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香西かおり
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死ぬも生きるも あなたとふたり 愛を結んだきぬぎぬの 別れ惜しんで頬沿い 涙が流れて止まらない
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香西かおり
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遠い夕陽に 哭く木枯らしが 胸であなたの 呼ぶ声になる 離れて十年
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香西かおり
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糸車、からり… 天に回る人の情け 糸車、からからり… 手を繋いで輪を作る
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香西かおり
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泣いてすがった この手をほどき あなたは淋しく 背を向けた 愛しても
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香西かおり
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いくら好きでも 運命の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は
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香西かおり
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おもいで濡らして雨が 降る夜は やめたお酒を未練が 未練が誘う 別れて初めて
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香西かおり
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ひとりになった 淋しさは たとえば冬の桜花 想い出だけが 風に鳴り
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香西かおり
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今夜の雨は ひと頻り、すぐに止む 呆気なく 人は言うけど 私の胸に
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香西かおり
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星それぞれに語りかけるでしょう 星それぞれの個性もあるわ 祈りを捧げる願い星叶い星 涙に別れのキラリ星夢見星 恋する星ときめき星
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香西かおり
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愛する人に 愛の灯を 捧げて 生きて 行きたいの
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香西かおり
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舞が終われば 出てゆくあなた 二度と戻らぬひとになる わたしひとりじゃ 寂しすぎるわ
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香西かおり
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「お前ひとりを 愛していたい」 酒が言わせた 戯言ね うらむ気持ちは
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香西かおり
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人の世に うまれて生きて いま幾つ 数えてみましょう 潮の満ちひき
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香西かおり
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外は雨です 居酒屋「敦賀」 今夜はお茶挽き 誰も来ない となりに座ってお酌をさせて
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香西かおり
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沖へゆくのは 佐吉の舟よ 今朝は別れて いつまた逢える いくら好きでも
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香西かおり
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私が小さな 嘘をつくのは あの人に 嫌われたくないから ほんとの私を
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香西かおり
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白い花が 咲いてた ふるさとの 遠い夢の日 さよならと
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香西かおり
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逢いたくて 逢いたくて ぐずる気持ちを 抱きしめて 紅を引く
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香西かおり
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好きで添えない二人なら 何んで逢わせた憎い夜 カモメ波止場の新湊 つらい恋程いとしくて 忘れられない神楽橋
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香西かおり
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あなた遠くへ 行きそうで 急ぎ足して 影を踏む なれるでしょうか
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香西かおり
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小雨に濡れてる盛り場は 恋待ち人の とまり木か 今夜もいいこと ありそうで
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香西かおり
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愛しあってもどうにもならぬ 今日という日が行き止まり 思い出だけのあなたゆえ 遠くで幸せ祈りましょう あたしは酒場の恋あざみ
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香西かおり
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「今夜もまた泣いているの」 止まない雨に打たれながら 突然旅立つあの人 見送った日の記憶 離れても愛しさは尽きない
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香西かおり
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貴方の夢に 虹をかけたい 一緒に渡ると 決めていたのに 涙で別れてもう二年
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香西かおり
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逢わずに行こうか 顔みて行こか こころが迷って 遠まわり 風が鳴る鳴る
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香西かおり
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螢おまえは しあわせか 生きて七日の 一生で 私もおなじよ
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香西かおり
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遣り水さらさら蛍が飛び交う 闇を走ってあなたに会いに行く これが最後ですあなたに抱かれたら 何処かへわたしは消えてゆきます 風が冷たくなりました
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香西かおり
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路地裏 止まり木 酔えないお酒 あなた思えば ため息揺れる
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香西かおり
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忘れていた 夢を見たのよ あなたに まだそんな 気持ちになれる
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香西かおり
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桜吹雪が舞う頃 ふたり出会った この町 恋は不思議 いつのまにか
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香西かおり
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哀しい恋の歳月を 知ってるように海風に 抱かれて眠る 波も麗な若狭の湾よ
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香西かおり
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そりゃ傷跡も出来ました 消えるモノも消えないのも 帰らぬあなた 待ちわびて 波止場でポツリと身を尽くす
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香西かおり
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カモメ~ もうすぐ帰る 夜が明ける 魚は大漁だ 子供は元気か
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香西かおり
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湯ぶねにからだを 沈めても 心は寒く 身は細る 泣いたって
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香西かおり
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キラキラと冬の朝 まるで天使が舞うようだ すれ違う白い息 今日が良い日であるといい 教えてください少しでも
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香西かおり
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見慣れた街角にも 季節はめぐるのに 心は今もあの時もまま 身動き出来ないのよ 逢いたい気持ちだけで
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香西かおり
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ハアー お国自慢の じょんがら節よー 若衆唄えば 主人の囃子
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香西かおり
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泣きはしないと 空を見上げれば 生まれ故郷が目に浮かぶ 藍染め浴衣に川風吹いて 笑顔交わした初恋の
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香西かおり
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川面に映った 月をすくうみたいな 近くて 遠い夢のかけらを 求めて止まない
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香西かおり
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こんな夕暮れは いつも思い出す さざんかの咲く道で 独りで遊んだあの頃を 赤い夕日の
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香西かおり
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雨が残した こぼれ灯は 恋の灯か 溜息か あんた人生
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香西かおり
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おしまい 話はこれで 貸し借りなしよね ふたりの恋は いい事ばかりを並べ
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香西かおり
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人影もまばらなホームにふたりして また直ぐに逢えるって精一杯の笑顔で 電車を待ちながら繋いだ手の強さが いつまでも離さないと言ってる気になるの
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香西かおり
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逢えば情けが 深くなる 逢わなきゃ あなたは死んだ人 浮き草で
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香西かおり
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盆もそろそろ 十日を過ぎて 女ごころに 秋の風 酔えばこんなに
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香西かおり
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あなたの優しさに 甘えている自分がいる このままでは いけないから さよなら言おうと
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香西かおり
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雪しんしんと 海に落ち 夢ははらはらと 散りゆく いま悲しみが
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香西かおり
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泣いた女がバカなのか だました男が悪いのか 褪せたルージュの唇噛んで 夜霧の街でむせび啼く 恋のみれんの東京ブルース
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香西かおり
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夫婦桜は おしどり桜 あなたが幹なら わたしは小枝 注がせて下さい
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香西かおり
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いまでは指輪もまわるほど やせてやつれたおまえのうわさ くちなしの花の花のかおりが 旅路のはてまでついてくる くちなしの白い花
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香西かおり
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夜明けの枕に 聞こえます 三月 桜の ため息が
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香西かおり
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人並みに疲れ 色恋も捨てて 甘え方も安らぎも 忘れてしもたんよ
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香西かおり
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見るものすべてに あなたが隠れてるの そばにいられないなら もう消え去って
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香西かおり
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ステージライトに映る その陰で 大きく息を吸い込んで まぶたの裏に人生を 浮かべて歩き出す
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香西かおり
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「元気でね ちゃんと食べてね」と 母さんはそっと別れ際に 僕の胸元 見つめながら
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香西かおり
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Tonight 夜が あなたをとてもやさしくする どんなことばも きこえないほどに
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香西かおり
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いくら好きでも 渡れない 運命という名の この河は 恋しいよ
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香西かおり
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凍える指の先に ああ痛みが走る 遠い夢の夢の破片 疼いてる 思い出の棲む部屋には
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香西かおり
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止まない雨 窓が泣いている ひとりの夜は 長い沈黙 淋しすぎて
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香西かおり
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母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば
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香西かおり
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夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう 青空に残された 私の心は夏模様
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香西かおり
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泣かせてよ あなた すこしだけ 人の目を避けて ひととき燃えて
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香西かおり
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捨てずじまいの 古い口紅 鏡をのぞいて 引いてみる 真っ赤な色が
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香西かおり
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わかれられない 男と女 そっと互いに 身を寄せる 忍ぶ仲でも
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香西かおり
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星を見るのが好きだ 夜空をみて 考えるのが 何より楽しい 百年前の人
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香西かおり
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ゆううつな毎日をどうしよう 歌をきいても酒をのんでも直らない いつもの彼のぬくみもほしくない ザーザー雨ふる舗道に一人で泣きたいよ やさしいことばが
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香西かおり
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今は何も云わないで だまってそばにいて この小さなしあわせを 抱きしめたい じっとやさしくあなたの目が
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香西かおり
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帰ります ふるさとへ 私のふるさとは 血の色に 染まる海の
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香西かおり
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飾り窓の人形のよう 悲しそうな顔していても 涙ひとつもみせない 熱い血のかよわぬ女 何とでも言うがいいわ
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香西かおり
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月夜の海に 二人の乗ったゴンドラが 波も立てずにすべってゆきます 朝の気配が 東の空をほんのりと
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香西かおり
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目覚めて また思う 私は生きている 今日も 力かぎり
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香西かおり
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出会う事も恋におちる事も 思いもせずに過ごしてきたのに 偶然も運命という言葉も 今はすべてがいとおしくなるの
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香西かおり
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わがままでした なにもかも 聞き分けのない日々でした そんな私が母になり 今更ながら
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香西かおり
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幸せになんか なれなくても 構わなかったわ ふられるくらいなら… 酒は夢見る道具だと
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香西かおり
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あなたのおそばで 暮らしの身のまわり お世話をするのが わたしの夢でした 盛り場ネオンの
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香西かおり
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窓を打つ雨の雫が こころを濡らして もう二度と帰らない あなた恋しい 悲しみと約束だけを
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香西かおり
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昨日の夢は月のように 夜が明ければ 消える 残った愛しさは いつになれば
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香西かおり
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この世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に
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香西かおり
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黒百合は 恋の花 愛する人に 捧げれば 二人はいつかは
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香西かおり
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真綿色したシクラメンほど清しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました
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香西かおり
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つのる想いが今日も 日暮れて消えて 水に流した 夢いくつ あなた迎えに来てよ
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香西かおり
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蝶よナーヨー 花よとヨー 育てた娘 今日はナーヨー他人のヨー オヤ
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香西かおり
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男よ静かに 静かに眠れ そんなに人肌 恋しいならば 心に詫びる
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香西かおり
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人は 生まれる時 ぎゅっと この手の中 糸を
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香西かおり
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生れて来た時 僕らは 泣くことしかできずに みつめることも 歩くことも
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香西かおり
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泣かないでひとりで ほゝえんでみつめて あなたのそばにいるから 夢にまで涙があふれるくらい
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香西かおり
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あいつの生まれは 深川あたり 隅田川行く ポンポン蒸気 アサリぶっかけ
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香西かおり
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目をとじてみれば いつも 手をひろげてみれば いつも あつく燃えたライト
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香西かおり
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北海に 笹舟うかべ 俺の漁船を 追うわとすがる 志乃は岬の
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香西かおり
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星空が凍る夜は ぎしぎしと哭くという 流氷のかたまりが 青白いオホーツク
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香西かおり
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最終 間に合う様に 今夜は歩いて帰るから すがりつきたい後ろ姿が…
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香西かおり
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逢いたい逢えない いいえ逢いたい 溜め息を 弄びながら 夜が更けて行く
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香西かおり
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顔をあげれば東の空に 浮かぶ半月 黄昏もよう 遠く見下ろす 街場の灯り
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香西かおり
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この町に 忘れられない人がいる 訪ね来るたび 帰らぬ日々が 今もこの胸
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香西かおり
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他人なら 優しく出来ても 恋はエゴイスト 淋しさで
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香西かおり
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北の最はて 船追いかけて カモメ一羽が ついて来る 振りきれ
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香西かおり
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好きになるのは 悲しいことと 知った 女の 泣きぼくろ
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香西かおり
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帰そうか 帰すまい 今夜だけは 帰すまい 帯よりも
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香西かおり
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約束はしないけど あの人は来なかった またほろ酔い本牧を ひとり帰るのね… 女が悪い
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香西かおり
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どこへ流れる この人と 胸の帯さえ 痩せてゆく てんてん手毬
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香西かおり
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春を探して 貴方と二人 寒い世間を 越えてゆく 涙ホロホロ
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香西かおり
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あなたと逢った その日から 恋の奴隷に なりました あなたの膝に
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香西かおり
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ぽつり灯った 路地あかり 傘を持つ手に ひとしずく あなた恋しや
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香西かおり
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いつのまにやら チラチラと 点る灯りが つつんでくれる 旅の町
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香西かおり
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胸の小さな 花びらは あなたがつけた 愛に傷 私とならば
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香西かおり
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アカシアの雨にうたれて このまゝ死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で
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香西かおり
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淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては
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香西かおり
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もしや… あんたが 死んだなら 小石をひとつ 夜桜の下に
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香西かおり
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時計が一秒 刻むたび 悲しみ一秒 深くなる 心が涙の
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香西かおり
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蒼いグラスの中 夢が揺れてる ただ泣いて また泣いて 嗄れて
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香西かおり
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諦めましょうと 心に決めて みんな忘れた 振りしても 未練ぎりぎり
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香西かおり
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愛し、恋し… 薄明かり 目を覚ます 独り寝
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香西かおり
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男のあなたが 涙をみせて 女の私が 涙をのんだ 別れの言葉が
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香西かおり
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恋の蛍か 漁り火は 闇夜の海を 点します ひとつふたつと
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香西かおり
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純な女は 可愛いけれど 純じゃ渡れぬ 橋がある 憂き世裏街
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香西かおり
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禁じられても 逢いたいの 見えない糸に ひかれるの 恋はいのちと同じ
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香西かおり
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夢を燃やした 焚火のあとは さよならさえも 灰になる 惚れたよわみで
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香西かおり
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何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら
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香西かおり
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忘れないで 忘れないで 時は 流れ すぎても
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香西かおり
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ララバイ ひとりで 眠れない夜は ララバイ あたしを
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香西かおり
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川は流れて どこどこ行くの 人も流れて どこどこ行くの そんな流れが
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