Colorless Images 歌詞 Tourbillon ふりがな付

怪訝けげんな空そらの隙間すきまからの雨あめが 彩いろどりを塗ぬりつぶしてく
まるで天使てんしのような姿すがたで立たつ 君きみの髪かみを濡ぬらす

色いろも失うしなったこの世界せかいは 触ふれられない程ほどの速はやさで
動うごけないままの 君きみを横目よこめにして
囲かこむように流ながれるだけ

浄化じょうかすることなき煙けむたい風かぜが 呼吸こきゅうさえも奪うばってゆく
まだあどけない顔かおを曇くもらせた 君きみの髪かみを揺ゆらす

隣となりの誰だれかを守まもるために 今日きょうもどこかで血ちは流ながれて
望のぞんだのはただ 変かわらない明日あしただった
かき消けされてくその声こえは 救すくいだけを求もとめて

高たからかに響ひびき渡わたる 遥はるか遠どおくの銃声じゅうせい
絡からみ合あうその大地だいちを 奪うばい合あって
長ながいユメの夜明よあけを いつまでも待まちわびてる
誰だれかが君きみの想おもいを 抱だきしめるまで

モノクロのこの世界せかいで 目めを逸そらすように見上みあげて
真紅しんくに染そまった空そらは 泣ないているの
唇くちびる噛かみしめながら 静しずかに君きみは佇たたずみ
終おわりを見届みとどけるのか 目めを開あけて

高たからかに響ひびき渡わたる 遥はるか遠とおくの銃声じゅうせい
絡からみ合あうその大地だいちを 奪うばい合あって
長ながいユメの夜明よあけを いつまでも待まちわびてる
誰だれかが君きみの想おもいを 抱だきしめるまで