ねぇ、きっと僕ぼくらは忘わすれるだろう
昨日きのうまでは大事だいじだった物ものも
だからせめて見みえなくなるまで
遠とおくから手てを振ふっていて
あぁ、冷つめたい風かぜが肌はだを刺さす夕暮ゆうぐれに
吐はいた溜息ためいきは白しろく濁にごって行いく
街まちの灯あかりは少すこし遠とおくに見みえて
ゆっくりと走はしり出だす
不意ふいに頭あたまの中なか 伝つたえそびれた
言葉ことば達たちが浮うかんでは消きえる
ついさっき迄までは隠かくれていたのに
ねぇ、きっと僕ぼくらは忘わすれるだろう
昨日きのうまでは大事だいじだった物ものも
だからせめて見みえなくなるまで
遠とおくから手てを振ふっていて
いつか涙なみだ溜ためて見みてた夢ゆめ 何なにを意味いみしてたの?
声こえはまた震ふるえて
ねぇ、瞼まぶたの裏うらに焼やき付ついたまま
その姿すがたが、形かたちが消きえないんだよ
今いまでもまだ微熱びねつは取とれずに
僕ぼくを離はなさない
ねぇ、きっと僕ぼくらは忘わすれるだろう
今日きょうこの時ときも明日あしたには過去かこなんだ
今度こんどは少すこし悪足掻わるあがきする様ように
強つよく名前なまえを呼よんでいて
ねぇnee、きっとkitto僕bokuらはraha忘wasuれるだろうrerudarou
昨日kinouまではmadeha大事daijiだったdatta物monoもmo
だからせめてdakarasemete見miえなくなるまでenakunarumade
遠tooくからkukara手teをwo振fuっていてtteite
あぁaa、冷tsumeたいtai風kazeがga肌hadaをwo刺saすsu夕暮yuuguれにreni
吐haいたita溜息tameikiはha白shiroくku濁nigoってtte行iくku
街machiのno灯akaりはriha少sukoしshi遠tooくにkuni見miえてete
ゆっくりとyukkurito走hashiりri出daすsu
不意fuiにni頭atamaのno中naka 伝tsutaえそびれたesobireta
言葉kotoba達tachiがga浮uかんではkandeha消kiえるeru
ついさっきtsuisakki迄madeはha隠kakuれていたのにreteitanoni
ねぇnee、きっとkitto僕bokuらはraha忘wasuれるだろうrerudarou
昨日kinouまではmadeha大事daijiだったdatta物monoもmo
だからせめてdakarasemete見miえなくなるまでenakunarumade
遠tooくからkukara手teをwo振fuっていてtteite
いつかitsuka涙namida溜taめてmete見miてたteta夢yume 何naniをwo意味imiしてたのshitetano?
声koeはまたhamata震furuえてete
ねぇnee、瞼mabutaのno裏uraにni焼yaきki付tsuいたままitamama
そのsono姿sugataがga、形katachiがga消kiえないんだよenaindayo
今imaでもまだdemomada微熱binetsuはha取toれずにrezuni
僕bokuをwo離hanaさないsanai
ねぇnee、きっとkitto僕bokuらはraha忘wasuれるだろうrerudarou
今日kyouこのkono時tokiもmo明日ashitaにはniha過去kakoなんだnanda
今度kondoはha少sukoしshi悪足掻waruagaきするkisuru様youにni
強tsuyoくku名前namaeをwo呼yoんでいてndeite