覆おおわれる途中とちゅうの景色けしきに彼かれを見みた様ような気きがして
瞼まぶたを閉とじる
薄汚うすぎたない壁かべには絡からみ合あった二ふたつの影かげが踊おどって
真夜中まよなか
彼かれも彼かれも私わたしじゃなくて 似にた人ひとを見みて
悟さとる私わたしの頭あたまが嫌きらい、誰だれか早はやく空そらにして
愛あいされたいの、でもあまり慣なれないから
少すこし怖こわいだけ
差さし出だされた手てさえ掴つかみ方かたも解わからず
そうしてまた一人ひとり
ベッドに投なげ捨すてた着信ちゃくしんに気付きづかぬ様ような振ふりをして
耳みみを塞ふさぐの
薄明うすあかりも消けして、それでも視界しかい奪うばえないと気付きづいて
明あけ方がた
彼かれも彼かれも彼かれではなくて 似にてもいなくて
差さし出だしてきた心こころは痛いたい、貴方あなたの嘘うそで満みたして
温ぬくもりなど求もとめては陽ひの光ひかりを
嫌きらって隠かくれて
曝さらけ出だせばきっと汚よごればかり目立めだって
貴方あなたも去さるでしょう
愛あいされたいの、でもあまり慣なれないから
少すこし怖こわいだけ
差さし出だされた手てさえ掴つかみ方かたも解わからず
そうしてまた一人ひとり
覆ooわれるwareru途中tochuuのno景色keshikiにni彼kareをwo見miたta様youなna気kiがしてgashite
瞼mabutaをwo閉toじるjiru
薄汚usugitanaいi壁kabeにはniha絡karaみmi合aったtta二futaつのtsuno影kageがga踊odoってtte
真夜中mayonaka
彼kareもmo彼kareもmo私watashiじゃなくてjanakute 似niたta人hitoをwo見miてte
悟satoるru私watashiのno頭atamaがga嫌kiraいi、誰dareかka早hayaくku空soraにしてnishite
愛aiされたいのsaretaino、でもあまりdemoamari慣naれないからrenaikara
少sukoしshi怖kowaいだけidake
差saしshi出daされたsareta手teさえsae掴tsukaみmi方kataもmo解wakaらずrazu
そうしてまたsoushitemata一人hitori
ベッドbeddoにni投naげge捨suてたteta着信chakushinにni気付kiduかぬkanu様youなna振fuりをしてriwoshite
耳mimiをwo塞fusaぐのguno
薄明usuakaりもrimo消keしてshite、それでもsoredemo視界shikai奪ubaえないとenaito気付kiduいてite
明aけke方gata
彼kareもmo彼kareもmo彼kareではなくてdehanakute 似niてもいなくてtemoinakute
差saしshi出daしてきたshitekita心kokoroはha痛itaいi、貴方anataのno嘘usoでde満miたしてtashite
温nukuもりなどmorinado求motoめてはmeteha陽hiのno光hikariをwo
嫌kiraってtte隠kakuれてrete
曝saraけke出daせばきっとsebakitto汚yogoればかりrebakari目立medaってtte
貴方anataもmo去saるでしょうrudesyou
愛aiされたいのsaretaino、でもあまりdemoamari慣naれないからrenaikara
少sukoしshi怖kowaいだけidake
差saしshi出daされたsareta手teさえsae掴tsukaみmi方kataもmo解wakaらずrazu
そうしてまたsoushitemata一人hitori