鞭と嫉妬と赤い絲 歌詞 叙情四重奏「カノン」 ふりがな付

ようやく君きみを捕つかまえたのさ この部屋へやに
恥はじらうならばカーテンはまだ 閉しめておこう

下くだらない一日いちにちを終おえて家いえに帰かえれば、ねえ
四畳半よじょうはん アパートに咲さいた花はなの様よう

誰だれよりも愛いとしい君きみよ
僕ぼくをもっと呼よんでよねえ
他ほかの誰だれにも触さわらせないさ
ずっと一緒いっしょでしょう?

何なによりも大事だいじな君きみだから 逃にげぬ様よう
首輪くびわと手錠てじょうと赤あかい糸いとで 繋つなぐのさ

椅子いすに縛しばり付つけられ他ほかの誰だれかの名なを呼よぶ
その背中せなか鞭むちを振ふるっては甘あまやかす

誰だれよりも愛いとしい君きみよ
僕ぼくにもっと服従ふくじゅうせよ
他ほかの全すべてはもう要いらないさ
二人ふたりぼっちでしょう?

窓まどの外そと響ひびくサイレン
お願ねがい僕ぼくを止とめないで
ドアを叩たたく音おとが大おおきくなる
君きみをこの手てで...