あゝああ言葉ことばの隙間すきま埋うめる様ように
古ふるい自販機じはんきで二ふたつソーダを買かって
誰だれもいないホームに二人ふたりきり
できるだけ普通ふつうにしていたかったけど
"指切ゆびきり、いつかこの場所ばしょで きっとまた会あえる"って
"その日ひも変かわらない貴方あなたでいて"
答こたえは言いえぬままこの手て握にぎり返かえした
泪なみだ声ごえ悟さとられるのが怖こわかったから
あゝああ気付きづけば西にしの空ぞらは燃もえて
並ならぶ二ふたつの影かげが細ほそく伸のびた
遠とおくから響ひびく汽笛きてきの音おと
若わかすぎたこの恋こいの終おわり告つげる
さよなら、僕ぼくは狡ずるいから 思おもってもない癖くせに
背中せなか押おす言葉ことばを探さがしていた
君きみも同おなじ様ように無理むりに強つよがってたろう
頷うなずいた両肩りょうかたが震ふるえてたから
遠とおく東ひがしの空ぞらに丸まるい月つきが上のぼって
君きみがこの街まちにはもういなくって
僕ぼくは誰だれもいないホームで一人ひとりきり
手てを振ふった方角ほうがくをただ見みつめていた
あゝaa言葉kotobaのno隙間sukima埋uめるmeru様youにni
古furuいi自販機jihankiでde二futaつtsuソsoーダdaをwo買kaってtte
誰dareもいないmoinaiホhoームmuにni二人futariきりkiri
できるだけdekirudake普通futsuuにしていたかったけどnishiteitakattakedo
"指切yubikiりri、いつかこのitsukakono場所basyoでde きっとまたkittomata会aえるeru"ってtte
"そのsono日hiもmo変kaわらないwaranai貴方anataでいてdeite"
答kotaえはeha言iえぬままこのenumamakono手te握nigiりri返kaeしたshita
泪namida声goe悟satoられるのがrarerunoga怖kowaかったからkattakara
あゝaa気付kiduけばkeba西nishiのno空zoraはha燃moえてete
並naraぶbu二futaつのtsuno影kageがga細hosoくku伸noびたbita
遠tooくからkukara響hibiくku汽笛kitekiのno音oto
若wakaすぎたこのsugitakono恋koiのno終oわりwari告tsuげるgeru
さよならsayonara、僕bokuはha狡zuruいからikara 思omoってもないttemonai癖kuseにni
背中senaka押oすsu言葉kotobaをwo探sagaしていたshiteita
君kimiもmo同onaじji様youにni無理muriにni強tsuyoがってたろうgattetarou
頷unazuいたita両肩ryoukataがga震furuえてたからetetakara
遠tooくku東higashiのno空zoraにni丸maruいi月tsukiがga上noboってtte
君kimiがこのgakono街machiにはもういなくってnihamouinakutte
僕bokuはha誰dareもいないmoinaiホhoームmuでde一人hitoriきりkiri
手teをwo振fuったtta方角hougakuをただwotada見miつめていたtsumeteita