レグルス -Re Arranged Ver.- 歌詞 パノラマ虚構ゼノン ふりがな付

歪いびつな月つきの庭にわを 逃にげ出だせぬ柵さくが覆おおい
欠かける 追おい駆かける二ふたつの星ほし

小指こゆびを繋つなぐこの糸いとも いつかは途切とぎれる
首筋くびすじ通とおし引ひき合あえば 夢ゆめで逢あえる?

飛とび出だした金色きんいろの空そらも 所詮しょせんは盤上ばんじょうのプログラム
逃のがれられぬ運命うんめいの下した

霞かすむ光ひかりに滲にじむ現実げんじつ
消きえたとしても 忘わすれることは無ない

悲かなしい空そらをそっと彩いろどる 二ふたつの星ほしを結むすぶ光ひかりの絆きずな糸いと 解とけたとしても
見失みうしなわぬよう ずっとあなたが照てらしてくれるなら
遠とおざかる距離きょりの悲かなしみも怖こわくは無ない

「最後さいごに」

その言葉ことばを黒くろい渦うずの底そこへ

消けせない過去かこは全部ぜんぶ流ながして 星屑ほしくずと共ともに
星ほしは幾度いくどと生うまれ変かわり あなたのもとへ

悲かなしい夜よるを彩いろどる 二ふたつの星ほしを結むすぶ二人ふたりの絆きずな糸いと 解とけたとしても
導みちびくようにそっとあなたが星屑ほしくず落おとすなら
拾ひろい集あつめてずっと辿たどるよ
覚さめない夢路ゆめじ

「最後さいごに」

その言葉ことばを黒くろい渦うずの底そこへ
流ながれる星ほしに願ねがう あなたと知しらず