扉とびら開あけベルが響ひびく
灯あかりに酔よいながら
煙管きせる香かおるあんたの隣となりへ
暗くらがり浮うかび出でる
月つきの様ような氷玉ひだま
純じゅんな白状はくじょうが体からだに悪わるい
杯さかずきを交かわし合あえども
読よめない言葉ことばの裏うら
信しんじたくて怖こわくなって
「惚ほれた腫はれた、当座とうざの内うち」
馬鹿ばかな女おんな 嗚呼ああ
咲さかせて 強つよく清きよく
乱みだれて 炎ほのおの如ごとく
恨うらんで 惚ほれた地獄じごく
傷きずついて 抱だき合あって
愛あいを確たしかめて
行いかないで 止とめないで
眠ねむりにつくまで
紫むらさきの花はなの王者おうじゃ
新あらたに絡からむ蛇へび
消きえぬ墨すみが彩いろどるその躰からだ
相反あいはんする世界せかいで
惹ひかれ合あう二人ふたりは
嵐あらし逆巻さかまく場所ばしょまで来きてる
極印ごくいんが語かたる真実しんじつ
焼やきつく瞼まぶたの裏うら
狂くるおしくて愛いとおしくて
この胸むねにも芽め吹ふき出だした
決着けじめの花はな 嗚呼ああ
咲さかせて 強つよく清きよく
乱みだれて 炎ほのおの如ごとく
恨うらんで 惚ほれた地獄じごく
傷きずついて 抱だき合あって
愛あいを確たしかめて
行いかないで 止とめないで
眠ねむりにつくまで
燃もえ盛さかる哀かなしい命いのち
奈落ならくの底そこ落おちても
愛あい道連みちづれ蛇へびに牡丹ぼたん
この背中せなかに揃そろい刻きざむ
覚悟かくごの道みち 嗚呼ああ
咲さかせて 強つよく清きよく
乱みだれて 炎ほのおの如ごとく
恨うらんで 惚ほれた地獄じごく
寄より添そって 貫つらぬいて
首くびに手てをかけて
囁ささやいて 死しんだって
「あんたが好すきや...」
扉tobira開aけkeベルberuがga響hibiくku
灯akaりにrini酔yoいながらinagara
煙管kiseru香kaoるあんたのruantano隣tonariへhe
暗kuraがりgari浮uかびkabi出deるru
月tsukiのno様youなna氷玉hidama
純junなna白状hakujouがga体karadaにni悪waruいi
杯sakazukiをwo交kaわしwashi合aえどもedomo
読yoめないmenai言葉kotobaのno裏ura
信shinじたくてjitakute怖kowaくなってkunatte
「惚hoれたreta腫haれたreta、当座touzaのno内uchi」
馬鹿bakaなna女onna 嗚呼aa
咲saかせてkasete 強tsuyoくku清kiyoくku
乱midaれてrete 炎honooのno如gotoくku
恨uraんでnde 惚hoれたreta地獄jigoku
傷kizuついてtsuite 抱daきki合aってtte
愛aiをwo確tashiかめてkamete
行iかないでkanaide 止toめないでmenaide
眠nemuりにつくまでrinitsukumade
紫murasakiのno花hanaのno王者ouja
新araたにtani絡karaむmu蛇hebi
消kiえぬenu墨sumiがga彩irodoるそのrusono躰karada
相反aihanするsuru世界sekaiでde
惹hiかれkare合aうu二人futariはha
嵐arashi逆巻sakamaくku場所basyoまでmade来kiてるteru
極印gokuinがga語kataるru真実shinjitsu
焼yaきつくkitsuku瞼mabutaのno裏ura
狂kuruおしくてoshikute愛itoおしくてoshikute
このkono胸muneにもnimo芽me吹fuきki出daしたshita
決着kejimeのno花hana 嗚呼aa
咲saかせてkasete 強tsuyoくku清kiyoくku
乱midaれてrete 炎honooのno如gotoくku
恨uraんでnde 惚hoれたreta地獄jigoku
傷kizuついてtsuite 抱daきki合aってtte
愛aiをwo確tashiかめてkamete
行iかないでkanaide 止toめないでmenaide
眠nemuりにつくまでrinitsukumade
燃moえe盛sakaるru哀kanaしいshii命inochi
奈落narakuのno底soko落oちてもchitemo
愛ai道連michiduれre蛇hebiにni牡丹botan
このkono背中senakaにni揃soroいi刻kizaむmu
覚悟kakugoのno道michi 嗚呼aa
咲saかせてkasete 強tsuyoくku清kiyoくku
乱midaれてrete 炎honooのno如gotoくku
恨uraんでnde 惚hoれたreta地獄jigoku
寄yoりri添soってtte 貫tsuranuいてite
首kubiにni手teをかけてwokakete
囁sasayaいてite 死shiんだってndatte
「あんたがantaga好suきやkiya...」