謀はかり 蠢うごめく 懐ふところに 生うまれ
息差いきざしも 己おのれの 任ままに ならず
遂とげる 何なにかは 幽冥ゆうめいに 隠かくる
人ひとを 斬きるに 糸いとは 切きれない
悔悟かいごの 牙きばよ 此この身みに 宿やどれ
未まだ 腕うでに残のこる 軽かるみが 悍おぞましい 故から
最期さいごに 踊おどれ 氷こおりの 荊棘ばらを
撫なでる 様ように 塵ちりと 罅はぜよ
怒いかりに 喚おめく 彼あの頃ころに 染そまれ
目差まなざしは 奴つぶねの 其それに 非あらず
欠かける 泪なみだは 血刀ちがたなに 代かえて
戯ざれた 嘘うそも ざらり 纏まとみて
此この手てで 葬はぶらん
悔悟かいごの 牙きばよ 此この身みに 宿やどれ
未まだ 腕うでに残のこる 軽かるみが 悍おぞましい 故から
最期さいごに 踊おどれ 氷こおりの 荊棘ばらを
撫なでる 様ように 塵ちりと 罅はぜよ
数かぞえ切きれぬ 疵きずよ 此この身みを 喰くらえ
甦よみがえる 胸むねの 痛いたみが 睡ねむらぬうちに
最期さいごに 踊おどれ 氷こおりを 穿うがつ 雪ゆきの 様ように
白しろに 眩まいて 縷縷るるに 贖あがう
修羅しゅらの 途みちを
謀hakari 蠢ugomeくku 懐futokoroにni 生uまれmare
息差ikizashiもmo 己onoreのno 任mamaにni ならずnarazu
遂toげるgeru 何naniかはkaha 幽冥yuumeiにni 隠kakuるru
人hitoをwo 斬kiるにruni 糸itoはha 切kiれないrenai
悔悟kaigoのno 牙kibaよyo 此koのno身miにni 宿yadoれre
未maだda 腕udeにni残nokoるru 軽karuみがmiga 悍ozomaしいshii 故kara
最期saigoにni 踊odoれre 氷kooriのno 荊棘baraをwo
撫naでるderu 様youにni 塵chiriとto 罅haぜよzeyo
怒ikaりにrini 喚omeくku 彼aのno頃koroにni 染soまれmare
目差manazashiはha 奴tsubuneのno 其soreにni 非araずzu
欠kaけるkeru 泪namidaはha 血刀chigatanaにni 代kaえてete
戯zaれたreta 嘘usoもmo ざらりzarari 纏matoみてmite
此koのno手teでde 葬habuらんran
悔悟kaigoのno 牙kibaよyo 此koのno身miにni 宿yadoれre
未maだda 腕udeにni残nokoるru 軽karuみがmiga 悍ozomaしいshii 故kara
最期saigoにni 踊odoれre 氷kooriのno 荊棘baraをwo
撫naでるderu 様youにni 塵chiriとto 罅haぜよzeyo
数kazoえe切kiれぬrenu 疵kizuよyo 此koのno身miをwo 喰kuらえrae
甦yomigaeるru 胸muneのno 痛itaみがmiga 睡nemuらぬうちにranuuchini
最期saigoにni 踊odoれre 氷kooriをwo 穿ugaつtsu 雪yukiのno 様youにni
白shiroにni 眩maいてite 縷縷ruruにni 贖agaうu
修羅syuraのno 途michiをwo