忘却のすゝめ 歌詞 Brian the Sun ふりがな付

行いき交かう人ひとの波なみに 溶とけて消きえてしまいそうな時ときは
この歌うたを僕ぼくが歌うたったこと 思おもい出だして揺ゆれてほしいな
もがけばもがくほど沈しずむ 映画えいがのワンシーンみたいだ
手てあたり次第しだい誰だれでも良よい 助たすけを呼よぶ以外いがいにないぜ

大おおげさすぎてやんになっちゃいそうだ
自分じぶんのことが大事だいじすぎるんだ
捨すてて困こまるものなんてそんなにないさ
現実げんじつなんて妄想もうそうの一種いっしゅさ

現実げんじつなんて忘わすれてしまえ
くだらない物ものは捨すててしまえ

自分じぶんを守まもる殻からが重おもたすぎて すぐ疲つかれるんだろ?
そんなもんあったってなくたって 別べつに死しにはしないぜブラザー
はちみつたっぷり入いれた 紅茶こうちゃでも飲のんで落おち着つけよ
何なにがどうややこしくなったって 君きみの代かわりなんていないんだ

嫌きらいな奴やつとも手てを組くめ! そうだ!
そうすりゃ世界せかいも転ころがせそうだ
許ゆるさないことがそんなに大切たいせつか?
目めを閉とじて映画えいがを見みているようだぜ

過あやまちも忘わすれてしまえ
悲かなしみも忘わすれてしまえ

大事だいじなことはいつも そんなに多おおくないよ
ホントのことはいつも だいたいどうでもいいのさ

シアワセも忘わすれてしまえ
退屈たいくつも忘わすれてしまえ
現実げんじつなんて忘わすれてしまえ
くだらない物ものは捨すててしまえ