「旅ふたたび」の歌詞

はげしい夏なつが しぼんで行いくか
波打なみうち際ぎわに 人影ひとかげもない
旅立たびだつ時ときさ 潮風しおかぜに吹ふかれ
心こころに秘ひめた 面影おもかげ抱だいて行いく
むかしのことさ いのちの恋こいだった
さだめって奴やつに おれでも負まけた
許ゆるしてくれよ 忘わすれてくれよ
ざんげの旅たびを ひとり行いく

この町まちに来きて 人心地ひとごこちして
見果みはてぬ夢ゆめの 続つづきを見みたよ
いけない男やつさ 薄情はくじょうな男やつさ
涙なみだにぬれた その目めがせつないよ
東ひがしへ西にしへ 揺ゆられて行いくだけさ
さすらうことが 生いきてる証あかし
許ゆるしてくれよ 忘わすれてくれよ
ざんげの旅たびを ひとり行いく

むかしのことさ いのちの恋こいだった
さだめって奴やつに おれでも負まけた
許ゆるしてくれよ 忘わすれてくれよ
ざんげの旅たびを ひとり行いく