住すみ慣なれた部屋へや 差さし込こんだ陽ひのせいか
焦こがす胸むねの奥おくは軽かるい
隅すみの埃ほこりが舞まうたびに目めを擦すり
垂たれる水みずの音おとが響ひびく
想像そうぞうと記憶きおくと瞬間しゅんかんを刺さす匂においがして
千鳥足ちどりあしで追おいかける憧憬しょうけい
夏なつの透明とうめいな同系色どうけいしょくの中なかに溶とけた
継つぎ接はぎのまま 駆かけ出だした日ひのせいか
濡ぬれる靴くつの先さきは重おもい
次つぎの街まちへと平坦へいたんな道みちを抜ぬけ
枯かれる木々きぎを縫ぬい進すすもう
焦燥しょうそうと思考しこうと習慣しゅうかんを刺さす匂においがして
千鳥足ちどりあしで追おいかける憧憬しょうけい
夏なつの透明とうめいな同系色どうけいしょくの中なかに溶とけた
想像そうぞうと記憶きおくと瞬間しゅんかんを
焦燥しょうそうと思考しこうと習慣しゅうかんを
住suみmi慣naれたreta部屋heya 差saしshi込koんだnda陽hiのせいかnoseika
焦koがすgasu胸muneのno奥okuはha軽karuいi
隅sumiのno埃hokoriがga舞maうたびにutabini目meをwo擦suりri
垂taれるreru水mizuのno音otoがga響hibiくku
想像souzouとto記憶kiokuとto瞬間syunkanをwo刺saすsu匂nioいがしてigashite
千鳥足chidoriashiでde追oいかけるikakeru憧憬syoukei
夏natsuのno透明toumeiなna同系色doukeisyokuのno中nakaにni溶toけたketa
継tsuぎgi接haぎのままginomama 駆kaけke出daしたshita日hiのせいかnoseika
濡nuれるreru靴kutsuのno先sakiはha重omoいi
次tsugiのno街machiへとheto平坦heitanなna道michiをwo抜nuけke
枯kaれるreru木々kigiをwo縫nuいi進susuもうmou
焦燥syousouとto思考shikouとto習慣syuukanをwo刺saすsu匂nioいがしてigashite
千鳥足chidoriashiでde追oいかけるikakeru憧憬syoukei
夏natsuのno透明toumeiなna同系色doukeisyokuのno中nakaにni溶toけたketa
想像souzouとto記憶kiokuとto瞬間syunkanをwo
焦燥syousouとto思考shikouとto習慣syuukanをwo