この夜を超えて 歌詞 Rude-α ふりがな付

渋谷しぶや発はつの急行きゅうこう 3分間ふんかんの帰路かえりみち
窓際まどぎわにもたれ 未いまだ慣なれない風景ふうけいを
ぼんやり眺ながめ 隣となりの女子じょしの会話かいわの
続つづきを想像そうぞうしながら降おりる
井いの頭線かしらせんから北口きたぐちすぐのコンビニ前まえ
響ひびくギターを合図あいずに始はじまる長ながい夜よる
また今日きょうも いつもと変かわらない
街並まちなみに飽あき飽あきして
下向したむいて歩あるいてた
そんな時とき 涼すずしい風かぜが吹ふいたような気きがして
振ふり返かえると 君きみが立たってて
1秒前びょうまえの平凡へいぼんが 一瞬いっしゅんで壊こわれた

わけも分わからぬまま 手てを引ひかれ
平凡へいぼんを背せに 君きみが今いま駆かけ抜ぬけてく
まだ知しらない街並まちなみを探さがして
走はしれ 走はしれ この夜よるを超こえて

過去かこ 現在げんざい 未来みらい 流ながれては過すぎてく
待まってても来こないから
Run and go on your own.
行いく当あてなんてない 風任かぜまかせでいい
走はしれ 走はしれ この時ときを駆かけ抜ぬけて

君きみの名前なまえは何なに?
どこから来きたの?
そんなこと聞きく暇ひまもないほど
走はしる君きみが指ゆびを差さす 風景ふうけい達たちが
色付いろづいて目めの前まえに現あらわれてきた
看板かんばんの光ひかり シャッターの落書らくがき
小洒落こじゃれた茶色ちゃいろい電話でんわボックス
すれ違ちがったあの人ひととか もしかしてさ
この瞬間しゅんかんは2度どとないのかな
あれ? 息苦いきぐるしいと思おもってた街並まちなみに
気きづけば 自然しぜんと探さがしている意味いみ
今日きょうも平凡へいぼんな1日にちで終おわるはずが
何なにか違ちがう世界せかい旅たびしてるみたいだ

君きみは自由じゆうな風かぜみたいで
行いき先さき求もとめない風かぜみたいで
君きみとこの夜よるを走はしり抜ぬけば
まだ知しらないとこに行いける気きがした

ビルの隙間すきまと人混ひとごみの中なか
明あかりを背せに 君きみが今いま駆かけ抜ぬけてく
まだ知しらない風景ふうけいを探さがして
走はしれ 走はしれ この夜よるを超こえて

過去かこ 現在げんざい 未来みらい 流ながれては過すぎてく
待まってても来こないから
Run and go on your own.
行いく当あてなんてない 風任かぜまかせでいい
走はしれ 走はしれ この時ときを駆かけ抜ぬけて

君きみは教おしえてくれた
平凡へいぼんだと思おもってた その1日にちには
こんなにも意味いみが隠かくれてるって
初はじめから色いろのないものは ないんだって
この日々ひびの色いろを探さがす旅たびに出でよう
この平凡へいぼんをぶっ壊こわす旅たびに出でよう
この街まちの明あかりの中なかを駆かけ抜ぬけよう
まだ知しらない時間じかんを走はしり抜ぬこう

昨日きのうの自分じぶんと夜よるを超こえ
朝焼あさやけに君きみが今いま 駆かけ抜ぬけてく
まだ知しらない自分じぶんと出会であうため
走はしれ 走はしれ 風かぜのようになれ

過去かこ 現在げんざい 未来みらい 囚とらわれてもしょうがない
待まっててもこないなら
Run and go on your own.
考かんがえなくていい 感かんじるままに
走はしれ 走はしれ この時ときを駆かけ抜ぬけろ

当あたり前まえじゃない風景ふうけいを
気きまぐれな風かぜが 今いま駆かけ抜ぬけてく
まだ知しらない 君きみのこと追おいかけ
走はしれ 走はしれ この夜よるを超こえて

過去かこ 現在げんざい 未来みらい 流ながれては過すぎてく
待まってても来こないから
Run and go on your own.
行いく当あてなんてない 風任かぜまかせでいい
走はしれ 走はしれ この時ときを駆かけ抜ぬけて