栃木のラッパー2 歌詞 DOTAMA ふりがな付

栃木とちぎのラッパーを名乗なのりたいと思おもう 今いまでも
東京とうきょうに恩おんがあれど ここが生うまれ故郷こきょう
特とくに佐野市さのし 栃木県とちぎけん 最南端さいなんたん
山々やまやまに国道こくどう 錆さびた看板かんばん
言いわせてくれ 栃木とちぎ生うまれ hiphop育そだち
海うみも無なけりゃ これといって誇ほこるモノもない
他ほかの街まちと変かわらない 何なにかと言いえば
ゆるキャラとB級びーきゅうグルメばかり薦すすめてくるこの街まち
強烈きょうれつな喜怒哀楽きどあいらくは葬ほうむれない
10年ねん勤つとめていたホームセンター
入社にゅうしゃ直後ちょくご 仕事しごとを教おしえてくれた先輩せんぱい
しょっちゅう逆ぎゃくギレして 本当ほんとうにすみませんでした
会社かいしゃとの往復おうふくで聴きく音楽おんがく
8mileみたく夜中よなかのライブ後ごも寝ねずに働はたらく
生活せいかつを変かえなきゃと焦あせってはいたが
いつまで経たってもここにいたい自分じぶんもいた

続つづけて何なにになる けれども未いまだにやってます
受うけた恩おん ありません でも今いま 死しぬ程ほど 感謝かんしゃをしています
栃木とちぎ思おもう 栃木とちぎ誇ほこる 栃木とちぎ想おもう 栃木とちぎ残のこす
そんな力ちからあるわけねえよ それでも歌うたわせろ 俺おれの生うまれ故郷こきょう

栃木とちぎを歌うたわせろ 栃木とちぎを歌うたわせろ
栃木とちぎを歌うたわせろ I'm 栃木とちぎのラッパー
栃木とちぎを歌うたわせろ 栃木とちぎを歌うたわせろ
栃木とちぎを歌うたわせろ I'm 栃木とちぎのラッパー

ゆるキャラグランプリ チャンピオン さのまる
つぶらな瞳ひとみに 被かぶったままのどんぶり
街まちの有力者ゆうりょくしゃ 起業家きぎょうか 地主じぬしでも無なかった
キャラクターが故郷こきょうをレペゼン ぶっちゃけ僻ひがんだ
上京じょうきょうして一年いちねん 不安定ふあんていな人生じんせい 劣等感れっとうかんだらけ 曇くもり空ぞらを眺ながめる
そもそも街まち興おこしのゆるキャラに勝かち誇ほこりしたいなんて
焦あせる余あまり どうかしたって? 仰おっしゃる通とおり
夏なつの暑あつさ 冬ふゆの寒さむさ 燻くすぶった 俯うつむいた だが時間じかんはある
そう思おもいたかった 2013
東京とうきょうの朝あさ 憂鬱ゆううつで目めを覚さます 成功せいこうを聞きき流ながす 群むれはぐれた グレた奴やつ
歳としとるごとに膨張ぼうちょうする不安ふあん 今後こんごどうすんのさ お前まえさん
クリエイターぶってるフリーター
逃にげるように振ふり返かえる地元じもとでの日々ひび 笑わらえない下積したづみの記憶きおくこそ心強こころづよい
夜遊よあそびを教おしえてくれた足利あしかがBBC 猛者もさ達たちしかいない 桐生きりうLEVEL5
これぞ群馬ぐんまのhiphop 高崎たかさきROC 飲のめなくてもドリチケは使つかえ
宇都宮うつのみやPLANET
国道こくどうを往復おうふくする人生じんせいが夢ゆめを運はこんだ あの頃ころの生活せいかつを振ふり返かえり思おもうんだ
あの時ときの皆みんなやhiphopがあって俺おれがある I'm 栃木とちぎのラッパー
有あり難がたうございます

続つづけて何なにになる けれども未いまだにやってます
受うけた恩おん ありません でも今いま 死しぬ程ほど 感謝かんしゃをしています
栃木とちぎ思おもう 栃木とちぎ誇ほこる 栃木とちぎ想おもう 栃木とちぎ残のこす
そんな力ちからあるわけねえよ それでも歌うたわせろ 俺おれの生うまれ故郷こきょう

栃木とちぎを歌うたわせろ 栃木とちぎを歌うたわせろ
栃木とちぎを歌うたわせろ I'm 栃木とちぎのラッパー
栃木とちぎを歌うたわせろ 栃木とちぎを歌うたわせろ
栃木とちぎを歌うたわせろ I'm 栃木とちぎのラッパー

消きえてった人ひとや場所ばしょ クラブにライブハウス
あの頃ころの音楽おんがく すぐに思おもい出だす 忘わすれる訳わけが無ないだろ
お世話せわになった人ひとやライバル 全すべてが俺おれを作つくってくれた
そして今いま ライブに来きてくれるお客きゃくさんや 仲間なかまがいるから今いまの俺おれがある
今いまも相変あいかわらずジリ貧ひんだが あの頃ころと同おなじで楽たのしいんだ
通勤つうきん時間じかん 始発しはつ待まちのあの時間じかん 同僚どうりょうとのどうでもいい会話かいわ
どうしようもない愚痴ぐちの電話でんわ あのパーティやLIVE
栃木とちぎで過すごした全すべてが財産ざいさん そして今いまの栃木とちぎも
愛あいすべき佐野さの 俺おれの生うまれた場所ばしょ