鬼ノ木偶刀、かく語りき 歌詞 片霧烈火 ふりがな付

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鬼ノ木偶刀、かく語りき 歌詞

片霧烈火

2019.8.21 リリース
作詞
片霧烈火
作曲
佐藤純一
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ふらり、ふわりと揺蕩たゆたう慕情おもいは
とんと知しらぬ間まに溶とけ消きえて
蹴けり上あげた石いし 涯はてへと流ながれて此処ここは何処どこ

否応いやおう在ありやせぬ不条理ふじょうり道中どうちゅう
ならば、嗤わらいながら往いきましょう
閃ひらめく緋あかに、さあ、唄うたえや--

定さだめられた路みちを行いくほど
素直すなお、まして愚直ぐちょくでもなく
例たとえ袂たもと分わかつとしても
志こころを貫つらぬいて

相そう容あいれぬなら そういっそのこと
迷まよい憂うれう我わが身み、心こころを
冥途めいどへの手土産てみやげにしてしまおうか

飾かざらるだけの木偶刀でくがたななど
全すべて、全すべて燃もやしてしまえ
己おのが運命さだめは何時なんじだってこの手てで掴つかみ寄よせる

否応いやおう在ありやせぬ不条理ふじょうり道中どうちゅう
ならば、嗤わらいながら往いきましょう
閃ひらめく緋あかに、さあ、唄うたえや--

流離さすらう鬼おに、独ひとり
希望きぼうの鳴なり響ひびく方ほうへ

ぽつり歩あるく夕暮ゆうぐれ小径こみち
伸のびる影かげに潜ひそんだ闇やみは
例たとえ刃はを立たててみても
憑ついて離はなれぬまま

相容あいいれぬなればこそ、尚更なおさら
熱あつく止とめ処無どなくこの胸むねを
灼やき尽つくす焔起ほむらたち
未いまだ止やまず

いざや踊おどれよ淡あわき泡沫うたかた 夢ゆめの如ごとき下天げてんの庭にわよ
何時いつか朽くち逝いく運命さだめならば
只管ひたすらに燃もやせ

熱あつく飛沫しぶいた標しるべの先さきに
待まちて受うけるは絶望ぜつぼうでも
閃ひらめく緋あかよ、さあ、照てらせや--

「独ひとり歩あるき走ばしりいつか倒たおれたとて」
「この世よの何処どこにも遺のこる証左ものなどなく」
「それで構かまわない」--と
叫さけぶだけの愚おろかな自分じぶんを、嗚呼ああ、どうか--

ふらり、ふわりと揺蕩たゆたう生命いのちは
とんと知しらぬ間まに流ながされて
されど誰だれかが掴つかんで寄よせた

黄泉よみの奈落ならくも地獄じごくの淵ふちも
ひらり越こえて微笑ほほえみ、ひとつ
悔くいも怨うらみも全すべて、全すべて仕舞じまいとしましょうや

否応いやおう在ありやせぬ不条理ふじょうり道中どうちゅう
故ゆえに、嗤わらいながら往いきましょう
閃ひらめく緋あかに、さあ、唄うたえや--

流離さすらう我われら、共ともに
希望きぼうの鳴なり響ひびく明日あすへ

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