前略、一番会いたい人へ。 歌詞 雁淵ひかり(加隈亜衣) ふりがな付

私わたしです。久ひさしぶりだね。
あの日ひからもう随分ずいぶん経たったね。
潮風しおかぜに乗のって届とどいた
あなたの言葉ことばなんだか泣なけてきちゃった。

残のこしていった約束やくそく、まだ覚おぼえているよ。
だから…私わたしね、飛とぶこと決きめたんだ。

もしも会あえたら、私わたしを見みたら、
どんな風ふうにあなたは思おもうんだろ?
驚おどろくのかな?分わかってくれるかな?
心配しんぱいはしないでね。大事だいじな人ひとたちを守まもってみせるよ。

私わたしです。急きゅうにゴメンね。
少すこし弱音よわねを吐はいてもいいかな?
予想よそうより容赦ようしゃない毎日まいにち、
うまくやれずに失敗しっぱいばかりしてるの。

ちょっと…いやいや相当そうとう変かわり者ものな仲間なかま、
あまり馴染なじめずドギマギしてばかり…。

もしも会あえたら、私わたしを見みたら、
どんな声こえをあなたはかけるんだろ?
叱しかられるかな?励はげまされるのかな?
大丈夫だいじょうぶ、負まけないもん!誰だれかの役やくに立たつこと諦あきらめない!

私わたしです。元気げんき一杯いっぱいです!
せわしい日々ひびにもようやく慣なれたよ。
何度なんどとなく心こころ通かよわせ、
今いまではみんながかけがえのない友達ともだち。

ひとりぼっちでいるよりもっともっと高たかく
飛とべる気きがする。不思議ふしぎな魔法まほうだね。

もしも会あえたら、あなたを見みたら、
どんな顔かおを私わたしはしちゃうんだろ?
涙なみだぐむかな?ちゃんと笑わらえるかな?
その時ときは言いうからね。ずっと伝つたえたかった私わたしの気持きもち

『ありがとう。この空そらを教おしえてくれたのはあなたなんです』