君きみも覚おぼえているだろ
別わかれ口笛くちぶえ わかれ船ぶね
ふたりの幸福しあわせを 祈いのって旅たびに出でた
やさしい兄貴あにきが 呼よぶような
ああ 口笛くちぶえが聞きこえる 港町みなとまち
二度にどと泣ないたりしないね
君きみが泣なく時ときァ 俺おれも泣なく
ふたつの影法師かげぼうしを 一ひとつに重かさねたら
月夜つきよの汐路しおじの 向むこうから
ああ 口笛くちぶえが聞きこえる 港町みなとまち
涙なみだこらえて振ふりむく
君きみの笑えくぼの いじらしさ
思おもい出で桟橋さんばしの 夜霧よぎりに濡ぬれながら
兄貴あにきの噂うわさを するたびに
ああ 口笛くちぶえが聞きこえる 港町みなとまち
君kimiもmo覚oboえているだろeteirudaro
別wakaれre口笛kuchibue わかれwakare船bune
ふたりのfutarino幸福shiawaseをwo 祈inoってtte旅tabiにni出deたta
やさしいyasashii兄貴anikiがga 呼yoぶようなbuyouna
ああaa 口笛kuchibueがga聞kiこえるkoeru 港町minatomachi
二度nidoとto泣naいたりしないねitarishinaine
君kimiがga泣naくku時tokiァa 俺oreもmo泣naくku
ふたつのfutatsuno影法師kageboushiをwo 一hitoつにtsuni重kasaねたらnetara
月夜tsukiyoのno汐路shiojiのno 向mukoうからukara
ああaa 口笛kuchibueがga聞kiこえるkoeru 港町minatomachi
涙namidaこらえてkoraete振fuりむくrimuku
君kimiのno笑eくぼのkubono いじらしさijirashisa
思omoいi出de桟橋sanbashiのno 夜霧yogiriにni濡nuれながらrenagara
兄貴anikiのno噂uwasaをwo するたびにsurutabini
ああaa 口笛kuchibueがga聞kiこえるkoeru 港町minatomachi